戸郷は鬼門のマツダでの登板で粘れなかった(C)産経新聞社 開幕投手を務めた巨人・戸郷翔征が波に乗れない。 9月23日の広…

戸郷は鬼門のマツダでの登板で粘れなかった(C)産経新聞社

 開幕投手を務めた巨人・戸郷翔征が波に乗れない。

 9月23日の広島戦(マツダ)に先発した戸郷は4回65球を投げて、5安打4失点で9敗目を喫した。

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 初回、先頭の中村奨成にカーブを捉えられ、左翼線二塁打を打たれ2死一、二塁の形を作られると5番・末包昇大に三塁線を破られる2点適時二塁打を許す。

 さらに2回は二死から相手先発の玉村昇悟に安打を許し、この日、長打を許していた中村奨に2ランを被弾と悪い流れを止められず。4回5安打4失点で降板、自己ワーストの9敗目を喫した。

 昨年に続き開幕投手を託された今季は2度のファーム調整もあるなど、シーズンを通して不調に苦しんでいる。

 まっすぐとフォークの組み立てが真骨頂だが、フォークも見切られ、まっすぐもこの試合では140キロ中盤と威力も低下しているとなれば、打者目線で攻略は容易となる。厳しいパフォーマンスが続いている。

 広島本拠地マツダスタジアムでの投球は試合前までで3戦2敗、防御率9.39の鬼門だったが、今季4度目の登板でも快投を見せることは叶わなかった。今季は20登板で7勝9敗、防御率は4.25まで落ち込んでいる。

 し烈な2位争いが続く中、目が向けられているのはポストシーズンの戦い方にもある。

 DeNAの強力打線と戦う先発陣の選定が進められる中、本来は開幕投手を務めた戸郷も戦いの輪に入ってほしいところ。

 だがこの日の4回4失点の投球内容には、同試合の中継解説(BS-TBS)を務めた巨人のレジェンドOB、槙原寛己氏も「短期決戦で先発となるとちょっと怖い」「出しにくくなった」とCSの先発争いでは一歩、後退したと指摘した。

 チームにとっても開幕投手を務めた戸郷の復活がポストシーズンに向けても大事なピースとなる。

 背番号20はここから這い上がれるか。引き続き、注目を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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