第78回秋季関東地区高校野球山梨県大会(県高野連主催)は23日、甲府市の山日YBS球場で準決勝2試合があり、甲府工が駿…
第78回秋季関東地区高校野球山梨県大会(県高野連主催)は23日、甲府市の山日YBS球場で準決勝2試合があり、甲府工が駿台甲府に2―1、今夏の甲子園で4強に進出した山梨学院が日本航空に9―2(7回コールド)で勝ち、27日の決勝と、10月18日から山梨県で開かれる関東大会への出場を決めた。秋の関東大会出場は、甲府工が7年ぶり26回目、山梨学院が5年連続15回目となる。関東大会は地元開催のため、27日の3位決定戦の勝利チームも出場できる。(三宅範和)
甲府工の望月健監督が「打撃の調子が上がっている」と、今大会初の先発メンバーで3番打者に抜擢(ばってき)した背番号「16」の1年生、柳田琉選手。右に左に4本の単打を打ち分けた。九回無死二塁で迎えた5打席目では、初球で確実にバントを決め、サヨナラ勝ちに貢献した。
実は、約1カ月前にマシンでの打撃練習中に左手にボールを当てて薬指を骨折。最近、ようやく「自分らしい力強いスイング」ができるようになったばかりだった。
「先輩の分まで頑張りたい」と出場した試合でも「力強いスイング」ができた。コースに逆らわない、しなやかな打撃でチェンジアップとスライダーの変化球にも対応し、公式戦初の4安打を記録した。
柳田選手のこの日の打席は、5打席目を除いて得点圏に走者がおらず、打点は挙げられなかった。チームとしても13残塁を記録し、好機であと一本が出なかった。
柳田選手は「決勝や関東大会では、チャンスで試合を決める一打を打ちたい」と話し、春の甲子園の大舞台で、レギュラーを意味する1桁の背番号で活躍することに意欲をみせた。(三宅範和)