王座にも輝いたことのある「現役プロキックボクサー」がBreakingDownに電撃参戦。スパーリングで右ハイキック一発…
王座にも輝いたことのある「現役プロキックボクサー」がBreakingDownに電撃参戦。スパーリングで右ハイキック一発の衝撃KOを披露すると、会場から「えげつないな」と驚きの声があがった。
23日、朝倉のYouTubeチャンネルで、1分1ラウンドの格闘技大会『BreakingDown17』(27日、東京・アリーナ立川立飛で開催)オーディションの最新回の様子が公開された。
今回、格闘技経験者でミドル級のグループが登場。そこには、加藤虎於奈の姿があった。武尊がかつて持っていたK-1フェザー級ベルトをかけて激闘を繰り広げたレオナ・ペタスの実弟で、自身も第8代Krushウェルター級王座に輝いた実績を持つ実力者だ。
加藤の兄であるレオナは、K-1への反体制ユニット「RibelLion(リベリオン)」と呼ばれる“反乱軍”を率いており、5月に開催された「K-1 BEYOND」会場内で、ブレイキングダウンの村田将一や井原良太郎と揉めた経緯がある。そのリベリオン軍が乗り込む前に、自身が参戦しに来たと語る。
朝倉が「誰かスパーリングできますか?」と同じグループの面々に聞いたところ、2019年にK-1の舞台で木村ミノルと対戦した経験のあるチョコボーイ大泉翔(結果は1RKO負け)が手を挙げる。
ゴングが鳴るとすぐに加藤が鋭い蹴りからのパンチと、キレの良い攻撃を見せるのに対し、大泉も負けじと左右のパンチを打ち込む。しかしその後すぐ、加藤の左膝が大泉のボディにクリーンヒットし、大泉は声にならないようなうめき声を上げる。レフェリーが間を置き、一発目の加藤の右ハイキックが顔面を捉え、背中から倒れるようにダウン。会場から「えげつないな」と驚きの声が上がった。
結果的に加藤は、現在ブレイキングダウン5連勝中のほっそん(細川貴之)と対戦することが決定。ボクシングでは第35日本スーパーウェルター級王者にもなった過去のあるほっそんとの対戦により、「キック vsボクシング」の構図ができあがった形だ。