株式会社ジャパンリーグは22日、今季で4年目を迎えるジャパンウィンターリーグ(以下JWL)開催に向けた記者会見を開いた。…

株式会社ジャパンリーグは22日、今季で4年目を迎えるジャパンウィンターリーグ(以下JWL)開催に向けた記者会見を開いた。今シーズンは11月22日から12月18日にかけて沖縄で開催される。

 JWLは、「陽の目を見ない場所に光を」をコンセプトに2022年に発足した。学生時代に出場機会に恵まれなかった選手や、怪我で本来の実力を発揮できなかった選手などが集まり、その野球熱をアピールする場となっている。昨年からNPB3球団も参加し、西武、楽天、DeNAから選手が派遣された。MLB、NPBをはじめとする40球団以上のスカウトが視察に訪れるなど盛り上がりを見せている。

 4年目を迎える今季はさらに規模を拡大して開催する。新しい挑戦を目的とした「JAPAN WINTER LEAGUE TRYOUT」は、15歳以上の野球経験者を対象に嘉手納町野球場で全17試合が予定されている。株式会社ジャパンリーグ代表取締役の鷲崎 一誠氏も「国内外60名の応募があり、既に昨年以上を超えています。15歳以上の野球経験者であれば誰でも参加できるので、国内の人もぜひ参加をして欲しいです」と呼び掛けていた。

 また実践目的のスキルアップを目的とした「JAPAN WINTER LEAGUE ADVANCE」はコザしんきんスタジアムにて開催。今シーズンは昨年も出場した西武に、ヤクルト、ロッテの3球団が参加することが決まった。今後もNPBの複数球団が選手派遣を予定しており、社会人野球からもトヨタ自動車、Honda、Honda鈴鹿の3チーム、さらには韓国球団(KBO)、台湾球団(CPBL)ら、海外のプロ球団も参加する。

 同リーグは昨年、トミー・ジョン手術から復帰を果たしていた楽天の西口 直人投手(山本―甲賀健康医療専門学校)が出場して登板感覚を養い、その後のNPBシーズンでは勝ちパターンとして躍動。夏には自身初のオールスターゲームにも選出されるなど、まさに復活の一年となった。今記者会見に参加したスポーツ配信チャンネル「DAZN」の水野 重理コンテンツ統括EVPも「JWLは所属先の決まっていない選手にとって、スカウトに向けてアピールする場ですし、プロ野球選手にとっても育成やステップアップとして実戦経験を積める場になっています。冬の場で選手が力をつけて飛躍し、数多くのドラマが見ることが出来るのが魅力です」と語っていた。

 また、DAZNでも2年連続でアドバンスリーグの中継が決定。加えて「THE ANNOUNCER ~スポーツ実況者オーディション~」と題したDAZN初のリアリティショーの開催も決まった。JWL同様、スポーツ実況者を夢見る人にスポットライトを当て、オーディションを通じた育成や発掘を行っていく。最も高い評価を得た参加者には、「実況者グランプリ」の称号を与えられ、来年のDAZNの野球実況者として起用される。

 JWLのGMを務める大野 倫氏は「今年は沖縄尚学の優勝、U18ワールドカップ開催もあり、沖縄は野球熱がいまだ冷めやらない状態です」と話していた。“野球界の登竜門”を目指すジャパンウィンターリーグが、冬の沖縄を大いに盛り上げることとなりそうだ。