結婚指輪を紛失しながら男子20キロ競歩を制したボンフィム(C)Getty Images 9月21日に閉幕した「東京202…

結婚指輪を紛失しながら男子20キロ競歩を制したボンフィム(C)Getty Images
9月21日に閉幕した「東京2025世界陸上」で話題の一人となったのが、同20日の男子20キロ競歩で金メダルを獲得したカイオ・ボンフィム(ブラジル)だ。
【写真】おでこ全開!世界陸上アンバサダーを務め上げた今田美桜をチェック
ボンフィムはインタビューなどで、3キロ付近で左手薬指に付けていた結婚指輪の紛失に気づいたことを告白。レース後には報道陣を通じて、指輪の捜索を呼びかけていたが、翌21日までに発見され、本人の手元に戻った。
母国ブラジルの大手スポーツニュースサイト『Globo Esporte』によれば、コース沿いの地元住民が指輪を見つけ、大会関係者を通じて、チーム宿舎で本人に手渡されたという。同サイトでは指輪を手に、笑顔を浮かべるボンフィムの写真を掲載している。
ボンフィムは2016年11月に栄養士のジュリアナ夫人と結婚。『Globo Esporte』は、指輪がボンフィムの両親から譲り受けた計6つのリングを溶かしたゴールドで作られた逸品であることを伝え、「ああ、助かった。感謝します」と安ど感を漏らす本人の様子をとらえた動画も紹介している。
奇跡的な“カムバック”にSNS上も大盛り上がり。「指輪が見つかって本当によかった」「日本ならでは」「なんて話だ」「ブラジルだったら、もう溶けてただろうな」「日本でラッキーだったね」「信じられない」といった反応から、「この国のホスピタリティは素晴らしい」「史上最大のタスクフォース」との声も上がり、日本に対する称賛も多く寄せられている。一人のアスリートを思う心が、忘れらないエピソードを生んだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「本当に腹が立つ!」田中希実の出場レースでの“妨害”が波紋! 14位の蘭選手がブチギレながら訴え「間違いなく“超非常識”だった」【東京世界陸上】
【関連記事】「普通じゃない!」英女子選手らが訴えた“サブトラック問題” 国立競技場から移動約3キロの環境に噴出した不満「ふさわしくない」【東京世界陸上】
【関連記事】“世陸アンバサダー”今田美桜が世界新記録に大興奮!「おでこ×ポニテ」も話題に「やっぱり前髪アップが好き」【東京世界陸上】