第78回秋季東北地区高校野球青森県大会は21日、県営野球場で準決勝1試合があり、八戸学院光星が弘前東に5―2で逆転勝ち…
第78回秋季東北地区高校野球青森県大会は21日、県営野球場で準決勝1試合があり、八戸学院光星が弘前東に5―2で逆転勝ちした。八戸学院光星は10月9日から岩手県で開かれる東北地区大会に出場する。22日は県営で、八戸工大一―八戸学院光星の決勝、青森山田―弘前東の3位決定戦がある。(小田邦彦)
(21日、第78回秋季東北地区高校野球青森県大会準決勝 八戸学院光星5―2弘前東)
「やってやろう」という積極的な思いが泥臭い適時打を生んだ。同点の七回無死満塁、八戸学院光星の吉田尊選手(2年)の打球はふわりと上がり、中堅手と右翼手の前に落ちた。貴重な勝ち越し打。「あまりかっこいいヒットじゃなかったけど」とはにかんだ。
背番号14。夏の大会が終わって新チームを編成する際、ベンチ入りに近いA班でなく、B班になった。でも、下を向かなかった。「ここで腐るやつはダメだろう」。誰よりも早くグラウンドに顔を出し、整備をした。その姿を見た仲井宗基監督が「心が強い」と認め、A班に昇格。背番号を勝ち取った。
167センチ、80キロ。この日もそうだが、代打での出場が多い。そのことは自分も分かっている。少ない打席で結果を出せるように、練習では一つの球も無駄にせず、集中力を高めている。その努力が準決勝で実を結んだ。
次は優勝をかけた大一番。「今度はきれいなヒットが打ちたいです」。決勝の打席に立つ準備はできている。(小田邦彦)