第77回秋季東北地区高校野球秋田県大会は21日、秋田市のこまちスタジアムで準決勝があり、決勝は金足農―明桜の顔合わせと…

 第77回秋季東北地区高校野球秋田県大会は21日、秋田市のこまちスタジアムで準決勝があり、決勝は金足農―明桜の顔合わせとなった。2校は秋季東北地区大会(10月、岩手県)出場が決定。ともに2年ぶりの出場で、金足農は15回目、明桜は18回目(秋田経法大付時代を含む)となる。

 金足農は着実に加点し、終盤は継投策で能代松陽を押し切った。明桜は五回に秋田中央を突き放し、3試合連続で7回コールド勝ちした。

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 金足農が本戦に入って初めて先制した。一回、2死二塁から鶴田星真選手(2年)が左前にはじき返した。「芯でとらえられた。先取点を取るのが課題だったので、よかった」。三回にも左前適時打を放ち、2安打2打点。序盤で4番打者の存在感を示した。「自分の魅力は打撃。チームを勢いづける打者になりたいと思ってやっている」と、自覚は十分だ。

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 明桜の古川陣選手(2年)は三回2死から放った左越え本塁打に、「人生初です」と笑顔満開。ランニング本塁打は覚えがあるが、観客席に飛ばした経験はなかった。「真っすぐを引っ張ったら、入りました」と、またニコニコ。心がけている全力スイングの成果だった。和歌山県出身。兄も明桜でプレーし、追いかけて秋田にやって来た。「最高です」と、決勝に弾みをつけた。