「世界陸上」からの卒業を宣言した織田裕二(C)Getty Images 9月13日に開幕した「東京2025世界陸上」(東…

「世界陸上」からの卒業を宣言した織田裕二(C)Getty Images
9月13日に開幕した「東京2025世界陸上」(東京・国立競技場)は21日に9日間の熱戦に幕を閉じた。
中継局の『TBS』では日本勢最後の出場種目となった男子4×100メートルリレー決勝、女子走り高跳び終了後に「名場面一挙見せ&初公開SP」を放送。そのラストに大会スペシャルアンバサダーの俳優・織田裕二からメッセージが送られた。
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織田は1997年のアテネから2022年のオレゴンまで、13大会連続でメインキャスターを務めてきた。今回は新たなポジションで再登板した名優は「世界陸上は、政治や戦争に左右されない真の世界一は誰かを決める、2年に1度行われる陸上競技の最高峰の大会です」と強調した。
「約30年この大会を見てきました。まあ当初は日本人選手が少なくてですね、誰を応援していいのかってのが分からずに、ただ選手達の運動能力の高さに驚かされて、圧倒されて」と述懐。「そのうちもう何人だから応援するのって、もうどうでもいいなって思うようになって。人類はどこまで遠く、速く、高く跳べるんだろうかって」と新たな価値観を植え付けられた。
「色んなもの背負って選手達は戦っています。そこには選手の数だけ人間ドラマがあります」と静かに訴えた織田は、「次は2年後の中国、北京での開催です。私はテレビの前でビール片手に楽しみます」と“卒業”を宣言。共演者からは一斉に「え~」と悲鳴が上がり、隣にいた大会アンバサダーの女優・今田美桜は、涙の目元を拭った。最後は「たくさんの感動ありがとうございました」と頭を下げた。
織田は前日20日にもTBS系「情報7days ニュースキャスター」でも「もうやらないです。僕はテレビで応援します。お叱りの言葉もさたくさんあることも踏まえて」「体力の限界。楽しいうちにやめたい。老兵は去ります」などとコメントしていた。
2日連続の勇退発言にSNS上では様々な声が上がっている。「本当に終わりなのかなあ」「織田さんがいないと世界陸上を楽しめない」「淋しいです」「引退詐欺でも全然かまへん」「フルが無理ならゲスト出演お願いします」「2年後は『織田裕二と呑みながら観る世界陸上』ていう同時視聴配信を1日でいいからやってほしい」などといったコメントが寄せられた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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