今年のセ・リーグは阪神が充実した戦力を誇り、2位以下に大きく差を付け、リーグ優勝を果たした。大きな戦力差があり、2位以下…
今年のセ・リーグは阪神が充実した戦力を誇り、2位以下に大きく差を付け、リーグ優勝を果たした。大きな戦力差があり、2位以下のチームがクライマックスシリーズを勝ち抜くには、救世主となる存在が必要と言えるだろう。昨年、リーグ3位から下剋上した横浜DeNAでは、ドラフト2位ルーキー・篠木 健太郎(木更津総合‐法政大)が二軍で覚醒の兆しを見せている。
ルーキーイヤーの今年はリリーフで開幕一軍スタートを切った篠木だが、結果を残せず、早々に二軍降格となった。ファームでも中継ぎで調整を続けていたが、8月中旬から先発に転向。すると、以降は5試合で3勝0敗、奪三振率10.46、防御率1.69と圧巻の投球を披露している。直近でも9月20日の二軍戦は、6回を投げて7奪三振2失点と好投した。
一軍でのリリーフ登板時は、ストレートとスライダーが軸であったが、先発転向後はカーブとフォークをうまく使うことができている。『高校野球ドットコム』が昨年のドラフト会議前に行った取材では、「(大学4年春に)フォークとカーブを教わりました。今まではスライダー主体だったので、変化を入れることができました。この2球種を教えてもらって、投球の奥行きは広がったと思います」と語っていた。先発転向後の篠木は、大学4年時に習得したボールを操り、投球の幅が広がっている。さらに、長いイニングでもストレートのスピードが落ちず、スライダーの精度も上がるなど、成長を見せている。
DeNAはレギュラーシーズン残り数試合となっているが、新戦力を発掘し、巨人、そして王者・阪神へ挑みたい。
※成績9月21日終了時点