<大相撲九月場所>◇中日◇21日◇東京・両国国技館【映像】館内が盛大な拍手に包まれた「実際の取組」 土俵で死力を尽くした…

<大相撲九月場所>◇中日◇21日◇東京・両国国技館

【映像】館内が盛大な拍手に包まれた「実際の取組」

 土俵で死力を尽くした力士が、取組終わりに思わず倒れ込んでしまう場面があった。すると、勝利した力士は健闘を讃えるかのように手を差し伸べ、敗れた力士もその力を借りてなんとか立ち上がった。この美しい光景に客席からは惜しみない拍手が贈られ、ファンからは「漫画なら親友になる」「いいもの見た」などの反響が寄せられた。

 それは幕下三十六枚目・清水海(境川)と、幕下四十一枚目・徳之武藏(武蔵川)の取組後の出来事。立ち合い、タイミングが合わなかった両力士だったが、その後、組み合うと激しい相撲を繰り広げた。清水海は背後を取られてしまったが、こらえて土俵際で精いっぱいの攻防を繰り広げる。そして両力士が投げの打ち合いに出ると、そのまま両者共にほぼ同時のタイミングで倒れ込んでしまった。軍配は清水海に上がったが、審判団から物言いが入った。

 協議した結果「同体のため取り直し」とアナウンスが入った。取り直しの一番でも熱戦が繰り広げられ、ABEMAの収音マイクは両力士の息が乱れる音も拾っていた。最後は徳之武藏がパワーで制圧し、下手投げで4連勝を飾った。一方の清水海は今場所初黒星を喫した。

 敗れた清水海は力を出し切ったのか、土俵にうつぶせ状態となっていた。すると徳之武藏は疲労困憊の清水海への近くへと行き、手を差し伸べた。この美しい光景に館内からは拍手が起き、コメント欄には「アツい取組だった」「両者ともお疲れ様」「両者がんばった、いい相撲」「本日1番」などと称賛の声が続々と寄せられていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)