◇欧州男子◇フェデックス フランスオープン 最終日(21日)◇ゴルフ de サン・ノム・ラ・ブルテッシュ(フランス)◇…

マイケル・キムが逆転し、DPワールドツアー初優勝を挙げた(Stuart Franklin/Getty Images)

◇欧州男子◇フェデックス フランスオープン 最終日(21日)◇ゴルフ de サン・ノム・ラ・ブルテッシュ(フランス)◇6977yd(パー71)

1打差3位から出たマイケル・キムがボギーなしの6バーディ「65」をマークし、通算16アンダーで逆転優勝を飾った。2018年のPGAツアー「ジョンディアクラシック」以来となる主要ツアーでのタイトル獲得で、DPワールドツアー(欧州ツアー)では初勝利となった。

今季はPGAツアーで充実のシーズンを過ごした32歳。2月の「WMフェニックスオープン」で2位に入るなど4度のトップ10を記録し、最終戦「ツアー選手権」出場にあと一歩と迫るフェデックスカップポイントランキング31位に食い込んだ。

ティショットをバンカーに入れて5m近いパーパットを残した最終18番(パー3)をしのぎ、1打差でコ・ジョンウォン(フランス)とエルビズ・スマイリー(オーストラリア)を振り切った。「最高の気分。今年のPGAツアーでは本当にいいシーズンを送れて、この優勝で完ぺきな締めくくりができた」と喜んだ。

首位から出たメジャー通算5勝のブルックス・ケプカは「68」と伸ばしきれず、14アンダー4位。ケプカと並ぶ首位スタートのミンウ・リー(オーストラリア)も「69」にとどまり、13アンダー5位だった。

中島啓太は56位から3バーディ、2ボギーの「70」でプレー。1アンダー49位で終えた。