◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 最終日(21日)◇新南愛知CC美浜C(愛知)◇6600y…

2勝目は最終18番の池に消えた

◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 最終日(21日)◇新南愛知CC美浜C(愛知)◇6600yd(パー72)◇晴れ(観衆7053人)

2週前の「ゴルフ5レディス」に次ぐツアー2勝目は手の届くところにあった。通算13アンダー、同じ最終組の神谷そらと並ぶ首位で迎えた最終18番ホールで、荒木優奈は3番ウッドを握った。グリーン左手前からティショットが届く範囲まで広がる池。前日までの2日間は同じクラブで右にミスしていた。

「フワフワしていて」引っかけた

「風が左から来ていたし、普通にドローを打てば大丈夫と思っていました。でも、引っかけてしまって」。フェアウェイ左ラフに落ちたボールは大きく跳ね、勢いが止まらず池に消えた。結果は3オン3パットのダブルボギー。昨年プロテストに合格した浅いキャリアの中、最終ホールをトップで迎えるのは初めてだった。「ちょっとふわふわしてしまって…」と唇をかんだ。

3日間戦い抜いた自信を胸に

それでも、収穫はある。むしろ初優勝の時よりも大きい。ゴルフ5レディスは荒天による36ホール短縮競技。「2日間で終わったあの時より、緊張感の中で戦えました。これで3日でも4日でも戦えます」と気持ちを切り替える。

悔し涙をうれし涙に替えてみせる

ショット前のルーティンはアドレスに近い形で1度、本番さながらの素振りをする。しっかり振り切るスイングで、トータルドライビング(ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率の合算順位)は8位。平均パット数(パーオンしたホール)も8位。平均ストローク70.9145は10位。各スタッツはルーキーらしからぬ実力を示している。池ポチャを「下手でした。普通に」と振り返った荒木は「アドレナリンを制御できないのかな…」と言いつつ「シーズンの残りで絶対に2勝目を挙げます」と宣言した。(愛知県美浜町/加藤裕一)