21日、中山競馬場で行われた第71回オールカマー(3歳上・GII・芝2200m)は、道中は中団後方につけて直線で各馬…

 21日、中山競馬場で行われた第71回オールカマー(3歳上・GII・芝2200m)は、道中は中団後方につけて直線で各馬を差し切った戸崎圭太騎手騎乗の1番人気レガレイラ(牝4、美浦・木村哲也厩舎)が、早めに動いて直線でも脚を伸ばした2番人気ドゥラドーレス(牡6、美浦・宮田敬介厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分10秒2(良)。

 さらに2馬身差の3着に4番人気ヨーホーレイク(牡7、栗東・友道康夫厩舎)が入った。なお、3番人気ホーエリート(牝4、美浦・田島俊明厩舎)は5着に終わった。

 勝ったレガレイラは、父スワーヴリチャード、母ロカ、その父ハービンジャーという血統。23年のホープフルSを制し、昨年末の有馬記念でGI・2勝目を飾ったが、レース直後に骨折が判明。復帰戦となった宝塚記念では11着に終わったが、この得意の中山で復活を果たした。また2着ドゥラドーレスは本馬の2歳上の兄であり、兄妹でのワンツーフィニッシュとなった。平地重賞できょうだいが1・2着となるのはグレード制導入以降で初。

【勝ち馬プロフィール】
◆レガレイラ(牝4)
騎手:戸崎圭太
厩舎:美浦・木村哲也
父:スワーヴリチャード
母:ロカ
母の父:ハービンジャー
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 レガレイラ 1人気
2着 ドゥラドーレス 2人気
3着 ヨーホーレイク 4人気
4着 フェアエールング 8人気
5着 ホーエリート 3人気
6着 リカンカブール 10人気
7着 ワイドエンペラー 11人気
8着 コスモキュランダ 5人気
9着 シュバルツクーゲル 9人気
10着 クロミナンス 6人気
11着 リビアングラス 7人気