陸上の世界選手権(世界陸上)東京大会最終日は21日午前、異例の再レースが2度行われた。 まずは男子400メートルリレー…
陸上の世界選手権(世界陸上)東京大会最終日は21日午前、異例の再レースが2度行われた。
まずは男子400メートルリレー。20日の予選2組で南アフリカが1走から2走にバトンを渡す際、内側のイタリア選手に妨害を受けたとして、救済措置がとられた。
21日午前に南アフリカだけが走るタイムトライアルを実施。20日の予選と同じレーンを、同じ選手が同じ順番で走った。決勝に進んだチームのうち最もタイムが遅いフランスの38秒34を超えれば、決勝に進出できたが、38秒64で敗退した。
続いて、男子1600メートルリレーの再レースが行われた。20日に予選1組を走ったアメリカとケニアがザンビアに妨害を受けたとして、審判長が再レースの機会を与えた。2チームが走るレースをアメリカが2分58秒48で制し、21日夜の決勝で1レーンを走ることが決まった。
■リベンジ狙う日本も決勝へ
日本は20日の男子400メートルリレーの予選で組3着に入り、21日夜の決勝に進出している。2021年東京オリンピックでは決勝でバトンがつながらず、途中棄権だった。同じ国立競技場でのリベンジを狙う。
男子1600メートルリレーでは日本は20日の予選で敗退している。