プロバスケットボールB1の川崎ブレイブサンダースが、キャリア教育の副教材「KAWASAKI GLOBAL CHALLE…
プロバスケットボールB1の川崎ブレイブサンダースが、キャリア教育の副教材「KAWASAKI GLOBAL CHALLENGE NOTE」(略称=グロチャレノート)をつくった。川崎市内の小学校と特別支援学校の全119校の5、6年生全員(約2万5千人)と、対象学年の教員に無償で配布する。
「川崎から、世界へ。」がテーマ。B5判28ページで、選手やスタッフの歩みをもとに、「世界とつながる自分」「未来の自分をつくる」「『違う』って力になる」など10のセクションに分かれている。各セクションには選手らのプロフィルや、3分前後のインタビュー映像が見られる2次元コードがあり、教室のモニターなどで映像を視聴して質問への答えを書き込む構成になっている。
例えば、ハンガリー生まれで12歳のときに米国に移住したロスコ・アレン選手。子どものころのサッカー選手になる夢をバスケットボール選手に変更し、プロになる夢をかなえたと語る。児童たちは、インタビューを見て感じたことや、やってみたいことを書く。
副教材は総合学習や道徳、外国語などの授業で使うことを想定している。内容は市教育委員会が監修した。
18日には、川崎市中原区の市立下小田中小学校で副教材の贈呈式などのイベントが開かれ、ロスコ選手と飯田遼選手が5、6年生の児童らと交流した。
副教材を使った授業では、両選手は各教室を回って児童の質問に答えた。飯田選手は、留学経験はないものの英語力を身につけて外国籍選手とコミュニケーションをとっており、「自分の言葉で相手と会話ができるのはとてもうれしい」と話していた。
チームを運営するDeNA川崎ブレイブサンダースの川崎渉社長は「地域の未来を支えてくれる子どもたちの選択肢を、どう広げていくかが重要な時代になっている。それに資する副教材を川崎市と一緒につくることができた」と語った。(稲石俊章)