フィジー出身の元ラグビー女子日本代表による「タグラグビークリニック」が18日夜、和歌山市の片男波公園健康館で開かれた。…

 フィジー出身の元ラグビー女子日本代表による「タグラグビークリニック」が18日夜、和歌山市の片男波公園健康館で開かれた。5~17歳の男女16人が参加し、和気あいあいと汗を流した。

 タグラグビーはタックルをはじめとする激しい身体接触をしない代わりに、ボールをもって攻める相手の腰についたタグをとることで前進を止めるもので、誰でも安全に取り組めるといわれる。

 クリニックを主催したのは県ラグビーフットボール協会。タグラグビーの体験者を増やし、チームをつくって県大会や近畿大会への出場を目指したいと考えている。

 この日講師を務めたのは、マテイトンガ・ボギドゥラウマイナダヴェさん(41)。元ラグビー女子日本代表の選手で、2017年の女子ラグビーワールドカップ(W杯)アイルランド大会に出場した。

 マテイトンガさんは、子どもたちにパスやステップ、チームワークの大切さなどを分かりやすく英語で伝えた。11年に日本代表に選ばれたとき、日本語が分からなかったが、引っ込み思案でいてはチームワークが高められないと考えた当時のことを引き合いに、「言葉の理解に不安があっても、恥ずかしがらずにとにかく話してみましょう」と呼び掛けた。

 参加した高校2年の山田麻央さん(17)は「単語を理解しながら動けました。先生の明るさにラグビーに(対して)ポジティブになれました」。小学5年の濱端恋乃海さん(10)は「トライをした時が楽しい」と笑顔だった。(ライター・檀上智子)