◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G 初日(19日)◇ピナクルCC (…

渋野日向子は初日「67」でプレー

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G 初日(19日)◇ピナクルCC (アーカンソー州)◇6438yd(パー71)

最終18番(パー5)で上から3mほどのバーディパットがわずかに右を抜けると、渋野日向子は悔しさを隠せなかった。かなりソフトなグリーンコンディションで、午後1時49分と遅い時間のティオフだった渋野が最終ホールにたどり着くころには、カップ周辺もかなり荒れている状況。スパイクマークをちょっと直したくらいではどうにもならないタフなパッティングだったが、「もう少し深く読むべきだったかな」と潔く言った。

5バーディ、1ボギーの「67」で4アンダー34位。過去3年連続で予選落ちを喫しているコースで出遅れることはなかったが、「もう少し伸ばすべきだったと思う」と表情を緩めることはない。「ちょっとずつ気合が入り出して、微妙なズレがあった。最後の方はリラックスできていないような感じで、モジモジしだして、スイングの中で『練習と違うなー』と思いながらやっていた」。バーディ発進の序盤に感じた手応えからすると物足りない部分もあった。

34位で大会初の予選通過がかかる2日目へ

一方でドライバーに頼らない攻め方を選んだシーンが前進を感じさせる。ミドルパットを打ち切って2連続バーディを奪った直後の9番は350ydと短い左ドッグレッグのパー4。ラフまで突き抜けないように3Wをしなやかに振ってフェアウェイに置き、見えないグリーン面に向かって打ち上げるセカンドで4mのチャンスを作った。下りのパッティングがひと筋外れてのパーでも、「しっかり振り切っていけた。12番とか13番とかもそうですし、割り切って、ちゃんと迷わず(ドライバー以外を)握れている」。選択肢が増えれば、右にボールを打ち出しにくいロケーションの攻略もしやすくなる。

だからこそ、唯一のボギーを喫した5番のプレーを冷静に振り返る。右サイドにあるグリーンの手前をクリーク(小川)が縦断しているパー4で、1Wショットをミスしてペナルティエリアに入れた。「ドライバー、握ってましたね。毎年ドライバーな気がするんですけど、練習でも右のラフに行ったりしていた。天候次第で、あしたはちょっと考えようかな」。大会初の予選通過、直近3試合で続く予選落ちのストップがかかる2日目は、悪天候の予報も出ている。臨機応変に戦い抜きたい。(アーカンソー州ロジャース/亀山泰宏)