陸上の世界選手権(世界陸上)東京大会第8日は20日、男子20キロ競歩で吉川絢斗(サンベルクス)が1時間19分46秒(速…
陸上の世界選手権(世界陸上)東京大会第8日は20日、男子20キロ競歩で吉川絢斗(サンベルクス)が1時間19分46秒(速報値)で7位入賞を果たした。丸尾知司(愛知製鋼)が9位、山西利和(愛知製鋼)は28位だった。
金メダルは1時間18分35秒のボンフィム(ブラジル)。35キロで銀メダルを獲得していた。
日本勢は、世界記録保持者の山西が2019年ドーハ大会、22年オレゴン大会に続く3度目の金メダルを狙っていた。丸尾と吉川は初めて20キロの代表に選ばれた。
1キロ地点を過ぎて、山西、丸尾、吉川は先頭集団にいる。
5キロ地点の先頭の通過タイムは20分17秒。ここから山西が前に出た後、6キロ過ぎで丸尾が先頭へ。少し後ろに吉川がついている。
10キロ地点で、先頭集団は10人ほどになった。山西と丸尾は集団にいる。吉川が遅れ始めた。
14キロ過ぎ、先頭集団は山西、今大会35キロ銀メダルのボンフィム(ブラジル)ら8人になった。丸尾は10位、吉川は12位に後退した。
15キロ過ぎで山西がペースを上げたが、3回目の警告。ペナルティゾーンに2分間入ることになった。
17キロ地点では、吉川が7位、丸尾が8位だった。
競技は国立競技場をスタートし、明治神宮外苑のイチョウ並木などを巡る1周1キロの周回コースを18周した後、国立競技場に戻ってフィニッシュした。