2024年限りで現役を引退したサッカー元日本代表MF稲本潤一氏が、9月18日に46歳の誕生日を迎え、Jリーグ時代のプレ…
2024年限りで現役を引退したサッカー元日本代表MF稲本潤一氏が、9月18日に46歳の誕生日を迎え、Jリーグ時代のプレー集が公開された。
1979年生まれの稲本氏は、ガンバ大阪の下部組織育ちの大型ボランチ。1997年に当時の最年少記録となる17歳6か月でJリーグ初出場を果たし、2001年夏にプレミアリーグのアーセナルと契約をかわして渡欧するまで、G大阪でJリーグ118試合に出場して16得点をマーク。激しいプレスとハードなタックル、低弾道のロングパスに推進力抜群のドリブル、そして地を這う強烈なシュートを繰り出し、ヘディングでもゴールを奪った。
黄金世代の一人として、アンダー世代の日本代表でも主力として活躍した稲本氏は、アテネ五輪を経て迎えた2002年日韓W杯では、日本を初のベスト16進出に導く2ゴールを決めて日本中を熱狂させた。それゆえにJリーグが、公式ユーチューブで「日本サッカーの歴史を変えた男」としてプレー集を公開したのだ。
そこには前述したG大阪時代の若かりし頃のプレーだけでなく、海外生活を経てJリーグに復帰して以降の川崎フロンターレ(2010〜14年)、北海道コンサドーレ札幌(2015〜18年)、SC相模原(2019〜21年)時代の老獪なプレーも含めた17分30秒に及ぶ見応えタップリの内容となっており、デビュー当時からのファンならば非常に懐かしく、リアルタイムで稲本氏の活躍を見ていないファンにとっても「世界基準」の能力を感じられる珠玉の名場面集となっている。
■「今見てもプレーが渋くてかっこいい」
そして、この稲本氏の珠玉の名場面のプレー映像に対して、SNS上には「なつかしー。」「初めて好きになった選手」「誕生日おめでとうございます」などの声に続いて、「今見てもプレーが渋くてかっこいい」「稲本は普通にうますぎる!!」「出来ない事はほぼ無い」「すごい選手がいたもんだ」と改めて圧巻のプレーに脱帽するコメントも寄せられた。
現役引退後、2025年から川崎フロンターレ育成部のコーチに就任した稲本氏。最近は解説者としても露出も増えており、ファンとしては嬉しい限りだ。2002年、2006年、2010年と3大会連続でW杯に出場した稲本氏だが、現役時代のプレー映像を見れば見るほど、「もし森保ジャパンにいたら?」を想像したくなる。