高橋奎二が今季3勝目を挙げた(C)産経新聞社 ヤクルトが9月18日、神宮球場で行われた巨人戦に5-0で勝利。先発登板した…

高橋奎二が今季3勝目を挙げた(C)産経新聞社
ヤクルトが9月18日、神宮球場で行われた巨人戦に5-0で勝利。先発登板した高橋奎二は6回98球5安打無失点8奪三振で今季3勝目を手にした。下半身のコンディション不良で2軍調整を続けてきた左腕が約2か月ぶりの1軍マウンドで結果を残した。
高橋は初回二死一塁から岸田行倫に左前打を浴びたが、二塁走者の丸佳浩が本塁でタッチアウトとなり、無失点で終えると、2回、3回は走者を出しながらも、効果的に三振を奪って切り抜けた。
4回は圧巻の三者連続の空振り三振。5回は二死一、二塁としたが、泉口友汰を中飛に打ち取り、勝ち投手の権利を得ると、6回は先頭の岡本和真を四球で歩かせたが、後続を打ち取って無失点。この回でマウンドを降りた。
打線はこの日、1番に入った並木秀尊が初回にいきなり左翼への三塁打を放って出塁すると、三塁に頭から滑り込んだ。一死三塁となり、内山壮真の中堅への適時打で1点を先制し、2回には山田哲人が12年連続2ケタ本塁打となる10号ソロで追加点。これで山田は通算1000得点を達成した。
3回は相手の暴投や中村悠平の適時打で4-0とすると、4回は二塁打の並木を二塁に置いた場面で、長岡秀樹の適時二塁打が生まれて5-0とリードを広げた。
前日の巨人戦で2-4で敗れ、チームはCSの可能性が完全に消滅したが、2安打2得点と活躍した並木は「思い切ってやって、少しでも勝ちに貢献できるようにやっていきたい」と、26歳がトップバッターとしての役割を果たし、戦う姿勢を体現。「ポイントを前にしたり、打席によって変えながら、あとは一発で仕留められるようにというのは意識しています」と、長打2本でアピールした。
高橋は6月8日のソフトバンク戦(神宮)以来の白星となり、お立ち台では「本当はもっともっと勝ちたい。しっかり体の面であったりそういうところをしっかり準備して修正できたので、今日こういう結果が出て本当に良かったと思います」と、勝利を手にした喜びを口にした。
髙津臣吾監督はそんな高橋について「来年しっかり1本立ちというか、本当にローテーションの中心のピッチャー、エースと呼ばれる存在にそろそろというところじゃないかと思います。今日みたいなピッチングをしていれば、十分にその可能性はあると思います」と、28歳に大きな期待を寄せた。
また、並木についても「ファームでも状態は悪くなかったので、どこかでと思っていた。長打力、四球の出塁も含めて、よく頑張った」と称えた。
シーズンは残り13試合となったが、エースとして期待する高橋が好投し、課題だった「1番」で並木が奮闘。来季につながる戦いを最後まで見せる。
[文:別府勉]
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