◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by PG 事前(17日)◇ピナクルCC (アー…

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G 事前(17日)◇ピナクルCC (アーカンソー州)◇6438yd(パー71)
正午過ぎにスタートしたプロアマは悪天候による中断を挟み、日没を過ぎて午後7時半に終わった。疲労感たっぷりのはずでも吉田優利は「楽しかったです」と笑った。最後までテンションが高く、ゴルフ愛あふれるゲストの気持ちに応えるように英語でコミュニケーションも交わしながら18ホールを回り切った。

ルーキーだった昨季はポイントランキング130位で迎えた試合だった。秋のアジアシリーズ4試合の出場も逃し、大逆転でシードを目指す以上に再び最終予選会に回ることを意識せざるを得なかった。
ランク70位につける今季はアジアシリーズの切符もしっかりと確保。ただ、日本開催の4戦目「TOTOジャパンクラシック」では米ツアーからの出場枠43人に対してランク90位まで出場権が巡ってきた事実は気持ちを引き締める。「自分が思っていたよりも出てくるので、うかうかしていられない」と言った。

来季フルシードに相当するランク80位までの「カテゴリー1」争いで下からの突き上げを警戒しつつ、目線を上げたい。ランク60位までの最終戦「CMEグループ ツアー選手権」のエリートフィールドも十分に狙える。
現在のポイント差は60位のジェニー・シン(韓国)までが単独8位(90pt)相当の89.925pt、80位のユン・イナ(韓国)とは単独13位(60pt)相当の59.865pt。「“きわきわ”のところにいることは分かっている。自分的には『シードが獲れるかも…』と優しく捉えないというか、自分に厳しく、60位を目指していかなきゃいけない時期。逃げ道があることで良いパフォーマンスが出る人もいるけど、たぶん私は自分を“詰めて”いった方が良いパフォーマンスが出るかなと思う」。あえて自らにプレッシャーをかけて終盤戦に臨む。

今週は伸ばし合い必至の3日間大会で、パッティングを決めきれるかがテーマになる。ライン取りにおいて、ミスへの警戒が強くなりすぎてしまうことが目下の課題。自ら管理しているショットのデータでも、前週は6m以内からバーディパットを打てたシーンが多かったという。「あんまりショットが寄ってないからパッティングが入っていないのかなと思っていたけど、自分が思っているよりもショットの調子はいい」。昨年予選落ちを喫したコースで、上位進出のカギは明確だ。(アーカンソー州ロジャース/亀山泰宏)