新種牡馬のコントレイルの産駒が上々のスタートダッシュを見せている。そこで今回はちょうど5年前、三冠制覇を目指すコント…
新種牡馬のコントレイルの産駒が上々のスタートダッシュを見せている。そこで今回はちょうど5年前、三冠制覇を目指すコントレイルが秋の初戦に選び、単勝1.1倍の圧倒的1番人気で快勝した20年の神戸新聞杯を振り返る。
コントレイルはこの年のクラシック三冠路線の絶対的な主役だった。2歳時にホープフルSを勝つと、3歳を迎えて皐月賞、日本ダービーと危なげなく連勝。無傷の5連勝で世代の頂点に立っていた。その後はリフレッシュ放牧へ。そして秋の大目標である菊花賞に向けて、トライアルの神戸新聞杯に駒を進めた。
単勝1.1倍の圧倒的1番人気に推された一戦、コントレイルは文句なしの走りを見せた。スタートはひと息だったが、慌てることなく中団から。本番に向けて、ポイントの一つだった折り合いもバッチリだ。終始馬群の中で走る形から、直線に向いて進路ができるとスッと加速。余力を残した走りながら、ヴェルトライゼンデに2馬身をつける完勝で、秋初戦を終えた。
コントレイルは続く菊花賞も制覇。父ディープインパクトに続いて史上初となる父仔2代での無敗三冠制覇を達成した。その後はジャパンCが2着、大阪杯が3着、天皇賞(秋)が2着と悔しいレースが続いたものの、ラストランとなったジャパンCで5つ目のGIタイトルを獲得。翌年の種牡馬入りに向けて、最高の形で現役生活を締めくくったのだった。