「ロレックス・パリ・マスターズ」(10月30日~11月5日/フランス・パリ/室内ハードコート)の3回戦で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と世界ランク36位のパブロ・クエバス(ウルグアイ)が対戦。6-3、6(5)-7、6-3のフル…

「ロレックス・パリ・マスターズ」(10月30日~11月5日/フランス・パリ/室内ハードコート)の3回戦で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と世界ランク36位のパブロ・クエバス(ウルグアイ)が対戦。6-3、6(5)-7、6-3のフルセットでナダルが勝利し、世界ランキング年間1位の強さを見せつけ、準々決勝進出を果たした。試合時間は2時間20分。

試合開始後、ナダルは第4ゲームをブレークすると、そのまま6-3で第1セットを勝ち取る。クエバスに1度もブレークチャンスを与えない非常にスピーディーな展開だった。

第2セットも第3ゲームでナダルがブレーク。このままストレートで勝つのか、と思いきや、クエバスが続く第4ゲームでブレークバック。その後、タイブレークまで持ち込むとナダルにミスが見られ、6(5)-7でクエバスが第2セットを取り返し、決着は第3セットへと持ち越された。

第3セット、第2ゲームでナダルがブレークするも第5ゲームでクエバスがブレーク。するとすかさずナダルが第6ゲームでブレークバック。ここから試合が荒れるのか、と思われたが、クエバスがその後ゲームを取ることができず、6-3でナダルが第3セットを取って勝利し、準々決勝へ駒を進めた。

両者の過去の対戦成績はナダルの3勝1敗で、今回のを入れるとナダルが4勝で大きく勝ち越すことになった。

2年ぶり、6回目となるベスト8に進出したナダルは明日、フィリップ・クライノビッチ(セルビア)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真はクエバスに勝利したナダル

(Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)