大谷はポストシーズンで先発とリリーフのどちらを務めるのだろうか(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平が現地…

大谷はポストシーズンで先発とリリーフのどちらを務めるのだろうか(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平が現地時間9月16日、本拠地でのフィリーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場し、投手として5回68球無安打5奪三振と好投したものの、2勝目はならなかった。
【動画】投手・大谷翔平が圧巻の5回無安打投球!フィリーズ打線を封じる
しかし、大谷が降板後にマウンドに上がった2番手のジャスティン・ロブレスキーが5失点と炎上し、リリーフ陣が合計9失点と大誤算となった。
大谷は打者として、8回に一時1点差に詰め寄る50号ソロを右翼席へ放り込み、史上6人目の2年連続50本塁打の快挙を達成。投打で輝きを放ちながら、チームは6-9で敗れてしまった。
パドレスが敗れたため、地区優勝マジックは「9」に減ったが、10月のポストシーズンに向けて、特にリリーフ陣の不安定さは拭えない。大谷がポストシーズンでリリーフで登板する可能性もある。
米メディア『ClutchPoints』は「オオタニがワールドシリーズの試合に先発し、さらに1番打者として打席に立つ姿は最高にクールだろう。しかし、たとえ彼がリリーフとしてのみ起用されたとしても、彼の実力は損なわれない」と伝えた。
ただ、「マウンドを降りた後もDHとして試合に出場できるのはリリーフではなく、先発投手のみ」と、現行の大谷ルールには制限がある。
ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は「ドジャースが豊富な先発陣をどうやり繰りしていくかは誰にもわからないし、おそらくオオタニにレギュラーシーズンの試合をもう少し経験させてから、具体的な決断を下すことになるだろう」と指摘した。
先発かリリーフか、大谷はどちらのポジションでチームを勝利に導くのか、注目が集まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【動画】大谷翔平が2年連続の50号!右翼席へ豪快アーチを叩き込む
【関連記事】「50本打って守備をしていたら別の話だが…」大谷翔平とシュワバーの“MVP争い”は「想像できない」ほど大差か
【関連記事】全盛期のレジェンドをも「凌駕」 大谷翔平の“衝撃的な2年間”に米データ分析会社が注目「史上最も特異な記録の一つだ」