16日、プロ志望届提出者が発表され、新たに15人の高校球児が名を連ねた。その中に並んだのが、静岡・静清の最速145キロ左…
16日、プロ志望届提出者が発表され、新たに15人の高校球児が名を連ねた。その中に並んだのが、静岡・静清の最速145キロ左腕の内藤 優央投手だった。
夏は常葉大菊川の前に敗れて2回戦で大会を終えたが、春の県大会では1試合19奪三振を記録するなど、県内でも屈指の好投手として名を挙げてきた。
指名されることになれば、静清にとっては横浜DeNAでプレーする石田 裕太郎投手以来となる。以前の取材では指揮官・長田仁志監督は「トータルでは石田には及びません」と話しながらも、偉大な先輩と比較したからこそ感じる、内藤の秘めたるポテンシャルには期待を寄せていた。
「球威だけであれば、OBの石田裕太郎を超えるものがあります。また左投手ですので、インコースへのボールは石田にはない魅力です」
10月23日のドラフト会議で、内藤の名前は呼ばれるのか。その瞬間が来ることを期待したい。