女子ゴルファー日本一を決める今年の「日本女子オープン」(10月2日~/兵庫・チェリーヒルズGC)に、過去10年間の優勝…
女子ゴルファー日本一を決める今年の「日本女子オープン」(10月2日~/兵庫・チェリーヒルズGC)に、過去10年間の優勝者が1人も出場しないことが分かった。大会史上初めてとなる。日本ゴルフ協会(JGA)が16日にリモートで記者会見を開き、明らかにした。
女子オープンは58回目の開催となる。2015年~24年の大会優勝者6人は出場資格を持つが、それぞれ米ツアーを主戦場とする竹田麗央(24年)、勝みなみ(21、22年)、畑岡奈紗(16、17、19年)、チョン・インジ(韓国、15年)、米下部で戦う原英莉花(20年、23年)、昨年現役を退いたユ・ソヨン(同、18年)の全員が9月10日の締め切りまでにエントリーせず、今年の参戦を見送った。
米ツアーメンバーの日本勢では、昨年大会15位以内(4位)の資格を有する古江彩佳が3年連続で出場する。
スコットは4年連続で日本OPへ
90回目の節目となる「日本オープン」(10月16日~/栃木・日光カンツリー倶楽部)には、アダム・スコット(オーストラリア)が「7月28日時点の世界ランキング100位以内の上位5人」の資格により、4年連続で参戦する。日本開催だった5月のアジアンツアー「インターナショナルシリーズ ジャパン」を制したルーカス・ハーバート(同)、欧州5勝のマット・ウォレス(イングランド)も出場する。
今年の日本オープン優勝者には2026年のメジャー「マスターズ」と「全英オープン」の出場権が付与される。