「ロレックス・パリ・マスターズ」(10月30日~11月5日/フランス・パリ/室内ハードコート)の3回戦で、第6シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と第9シードのジョン・イズナー(アメリカ)が対戦。6(10)-7、7-5、6(3)-…

「ロレックス・パリ・マスターズ」(10月30日~11月5日/フランス・パリ/室内ハードコート)の3回戦で、第6シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と第9シードのジョン・イズナー(アメリカ)が対戦。6(10)-7、7-5、6(3)-7のフルセットでイズナーが勝利した。試合時間は2時間45分の大接戦。

2時間45分にも及ぶ接戦は、第1セットから始まっていた。

イズナーのサーブから始まり、お互いにキープを取り合う形になった。ブレークポイントはディミトロフが2度、イズナーが1度取りかけたが、いずれも守り切り、第1セットはタイブレークの末、イズナーが先取。

続く第2セットもお互いキープの取り合いが続く。第1セット同様にタイブレークに突入するかと思われた第12ゲーム。ディミトロフが最後にブレークし、セットカウントを1-1と盛り返す。

迎えた第3セット。またしても第5ゲームまでお互いキープの展開が続く。試合が動いたのは第6ゲーム。ディミトロフがブレークし、次の第7ゲームもキープ。このまま逃げ切るかと思いきや、イズナーが第9ゲームでブレークし返す。振り出しに戻った試合は、2度目のタイブレークに。ここで集中が切れたのか、ミスの出始めたディミトロフをイズナーが引き離し、6(3)-7で勝利した。

勝利したイズナーは、同じく3回戦でロビン・ハッサ(オランダ)を破ったフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真は勝利したイズナー

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)