メジャー復帰目前の佐々木朗希に暗雲が漂った(C)Getty Images メジャー復帰が見えてきたドジャースの佐々木朗希…

メジャー復帰目前の佐々木朗希に暗雲が漂った(C)Getty Images
メジャー復帰が見えてきたドジャースの佐々木朗希に暗雲が漂った。3Aで5試合のリハビリ登板を終えた右腕だったが、今度はふくらはぎに問題が発生していたことが確認されたという。
【動画】佐々木朗希がメジャー復帰へ!5度目のリハビリ登板で三振を奪うシーン
米スポーツ専門サイト『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者によれば「前回の登板でふくらはぎに問題が生じたため、リハビリ期間を延長することが決定された」という。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、佐々木について「この若手右腕が乗り越えなければならないもう一つのハードルがあるようだ」とし、「ササキはロースターに復帰するかどうか、またいつ復帰するかが決定される前に、もう一度3Aで登板することになるだろうが、彼の復帰はポストシーズンを前にドジャースに新たなジレンマをもたらす可能性がある」とみている。
また、同メディアは「ドジャースの先発ローテーションは最近絶好調で、23歳の彼が復帰しても先発の座は保証されていない」と指摘。デーブ・ロバーツ監督は、佐々木のリリーフでの登板について「ブルペンからの投球は彼にとって全く未知の経験だろうから、彼にとっても少しは勇気がいるだろうね」と述べていた。
米メディア『AlBat』は、現状の先発陣の好調さを踏まえ「ササキが今年インパクトを残す唯一のチャンスはリリーフかもしれない。変化ではあるが、ササキはこの可能性を受け入れると考えられており、ルーキーシーズンにおける貴重な学習機会となるはずだ」と主張。「有望なこの日本人投手の将来にとって、忍耐と継続的な成長がカギとなるだろう」と、佐々木にとってリリーフでのメジャー復帰が今後の野球人生の糧になるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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