現地9月13日、チャンピオンシップ(イングランド2部)第5節が行われ、ブラックバーンが1-0でワトフォードに勝利。大橋…

 現地9月13日、チャンピオンシップ(イングランド2部)第5節が行われ、ブラックバーンが1-0でワトフォードに勝利。大橋祐紀のアシストから森下龍矢が決勝ゴールを奪った。

 開幕4試合を1勝3敗と黒星が先行していたブラックバーン。インターナショナルブレーク明けの敵地での一戦では、大橋が不動の1トップを務め、前節8月30日のノリッジ戦で後半31分から途中出場した森下が、この日は右サイドMFとして移籍後初スタメンを飾った。

 迎えた後半開始早々の2分だった。左サイドからの横パスを受けた背番号10のトッド・キャントウェルがボックス手前の大橋に縦パスを送ると、大橋が右足アウトサイドでDFラインの裏へダイレクトパス。これに反応した森下が、オフサイドラインを突破し、右足シュートでゴール右隅へ流し込んだ。

 現在29歳の大橋は、中央大から湘南ベルマーレサンフレッチェ広島を経てブラックバーン入り。28歳の森下は明治大からサガン鳥栖名古屋グランパス、レギア・ワルシャワを経てブラックバーンへ加入した。前節は大橋と森下の交代で、この日が初の同時出場となったが、さっそく息の合った絶妙なコンビネーションを発揮した。

■「さすが森下選手、相も変わらず熱血してるな。」

 この大橋の絶妙アシストからの森下の移籍後初ゴール映像を、ブラックバーンの公式エックス(旧ツイッター)が「A goal made in Japan!」との説明で公開。するとSNS上には「素晴らしい日本コンビ!」「日本人コンビ最高!ナイス連携&初ゴールおめでとう!」「最終ラインの駆け引きからもうFWのそれ」「凄い盛り上がり!」「さすが森下選手、相も変わらず熱血してるな。」などの声が寄せられた。

 このゴールが決勝点となり、ブラックバーンは今季2勝目を手にした。大橋、森下ともに来夏のワールドカップ本大会のメンバー入りを狙う立場でもあるが、今後も2人がイングランドの舞台で結果を残し続ければ、「2人セットで」の可能性もある。

いま一番読まれている記事を読む