9月15日は敬老の日だ。そこで名牝系の「祖」であり、34歳となった現在も存命のウインドインハーヘアの功績を振り返りた…

 9月15日は敬老の日だ。そこで名牝系の「祖」であり、34歳となった現在も存命のウインドインハーヘアの功績を振り返りたい。

 ウインドインハーヘアは父Alzao、母Burghclere、母の父Bustedの血統。94年の英オークスは2着だったが、95年に初仔を受胎した状態でアラルポカルを制し、GIウイナーの仲間入りを果たした。

 繁殖としては海外で4頭、日本で12頭の産駒を残している。代表産駒は牡馬三冠を含めてGI・7勝を挙げたディープインパクト。他にもスプリングS覇者のブラックタイド、スプリンターズSで4着となったレディブロンドなどの活躍馬を送り出した。

 そしてウインドインハーヘアが凄いのは、一族がどんどんと発展していることだ。孫のゴルトブリッツは12年の帝王賞、曾孫のレイデオロは17年の日本ダービーと18年の天皇賞(秋)を制覇。そして昨年は同じく曾孫のアーバンシック、ステレンボッシュ、レガレイラが揃ってGIを制した。アドマイヤテラやアドマイヤミヤビなど、GIIやGIIIの勝ち馬も数多い。また、ディープインパクトやブラックタイド、レイデオロなどが種牡馬となって、「ウインドインハーヘアの血を引く馬」という括りでは、数え切れないほどの重賞勝ち馬が出ている。まさに近年の日本競馬はウインドインハーヘアを抜きに語れないといっても過言ではないのだ。

 ウインドインハーヘアは北海道のノーザンホースパークで余生を過ごしている。一般のファンも会えるので、是非とも足を運んでほしい。