◇国内男子◇シンハンドンヘオープン 最終日(14日)◇ジャック・ニクラスGC(韓国)◇7470yd(パー72)◇晴れ1…

3ツアー共催大会を3年ぶりに制した比嘉一貴。苦しい終盤を乗り切った(提供:アジアンツアー)

◇国内男子◇シンハンドンヘオープン 最終日(14日)◇ジャック・ニクラスGC(韓国)◇7470yd(パー72)◇晴れ

1打リードの単独首位から怒涛の4連続バーディ発進。前半アウトで5つ伸ばし、独走レースも予感させた比嘉一貴だが、終わってみれば1打差の辛勝だった。「後半は苦しい時間が多かったけど、一日を振り返ると良いプレーができたと思う」。2022年の国内ツアー賞金王は、ピンチを乗り越えながら逃げ切った。

前半3番まで立て続けに3m前後のチャンスを作り、4番はピン右1mに絡めたもの。7番(パー5)では3打目からピン手前に運んだ4mを流し込んだ。リードを3打に広げてハーフターン。流れはここから一変する。

2打目がグリーン手前の傾斜を転がり落ちた10番は4mのパーパットをねじ込んだが、ラフからのアプローチを寄せ切れなかった13番(パー3)で初めてのボギー。同じ最終組のリチャード・T・リー(カナダ)に1打差に詰め寄られた。それでも「リードしていることは変わらなかったし、焦りはなかった」と揺るがない。以降はスコアを落とすことなく5バーディ、1ボギー「68」。首位に並ばれることなく、最少リードを最後まで守り切った。

これからも積極的に海を渡る(提供:アジアンツアー)

今季2勝目。優勝賞金2840万4000円を加算し、賞金ランキングは15位から2位にジャンプアップした。ランク上位の資格によるPGAツアー(米国ツアー)予選会も視野に入れつつ、アジアンツアーの高額大会「インターナショナルシリーズ」への参戦にも意欲的だ。「これから、もう少し落ち着いてスケジュールを考えていきたい」と思いを巡らせた。

3ツアー(日本、韓国、アジア)共催競技を制したことで、韓国ツアーへのルートも広がった。「DPワールドツアー(との共催競技)や韓国オープンなどのビッグトーナメントに出られるのであれば、積極的に参加したい」と期待を寄せた。

次週は台湾開催のアジアンツアー「Yeangder TPC」にエントリー。国内ツアー参戦は2週後の「パナソニックオープン」(大阪・泉ヶ丘CC)を予定している。