ベンチスタートとなった久保は66分からピッチに立った(C)Getty Images ラ・リーガ第4節が現地時間9月13日…

ベンチスタートとなった久保は66分からピッチに立った(C)Getty Images

 ラ・リーガ第4節が現地時間9月13日に行われ、今季まだ勝利の無いレアル・ソシエダはホームでレアル・マドリーと対戦し、1-2で敗れた。日本代表からチームに復帰した久保建英はベンチスタートとなり、66分から交代出場。右サイドでボールに絡む機会は多かったものの、得点を演出することは出来なかった。

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 チーム合流間もないことから、コンディション面を考慮されたとみられる久保は、古巣との一戦で今季初めてスタメンを外れている。

 チームは前半から押し込まれ、キリアン・エムバペ、アルダ・ギュレルにゴールを許し、2点のビハインドで試合を折り返した。それでも、レアル・マドリーのディーン・ハイセンが32分に決定機阻止の反則で一発退場となったことで、レアル・ソシエダは数的優位の時間が長く、後半早い段階でミケル・オヤルサバルのPKにより1点を返す。セルヒオ・フランシスコ監督はさらなる反撃に打って出るべく、その直後より選手交代に動き、66分には久保もピッチに送り込まれた。

 久保はボールを持つと再三にわたり、タテへの突破やフェイントからのクロスを試みるなど、敵陣深い位置でアグレッシブなプレーを披露。85分にはゴールライン際から折り返しのボールがゴール前でこぼれ、得点まであと一歩となる場面も。だが相手ディフェンスに防がれゴールとはならず、その後もレアル・ソシエダは追いつけないまま、ゲームを終えている。

 強豪相手に接戦を演じるも敗れたレアル・ソシエダ。その中で、約30分間プレーした日本人アタッカーに対する現地メディアの評価は分かれた。

 スポーツサイト『MUNDO DEPORTIVO』では久保に対し、「途中出場から積極的に動き、右サイドでスピードと機動力を発揮。ドリブルで切れ味を見せて攻撃を活性化させたが、最後のシュート精度を欠き、ゴールにはつながらなかった」と綴っており、選手個人採点ではチーム2番目となる「6」を与えた。

 一方、ニュースメディア『ELDESMARQUE』では厳しい指摘も。久保のプレーについて、「多くのボールを引き出したものの、そのほとんどが不利な形で渡ってきたため、効果的に前へ進めなかった。良いクロスも上げられず、チームメイトに優位性をもたらすこともできなかった」などと振り返っている。

 試合後の批評からも、やはり、久保にはチームの得点や、勝利へと導くプレーが求められていることは明らか。今季、レアル・ソシエダの背番号14は、これまで以上に重い役割を背負うシーズンとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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