<令和7年度秋季近畿地区高等学校野球滋賀県大会:堅田2-0日野>◇13日◇2回戦◇湖東スタジアム堅田が日野との投手戦に勝…
<令和7年度秋季近畿地区高等学校野球滋賀県大会:堅田2-0日野>◇13日◇2回戦◇湖東スタジアム
堅田が日野との投手戦に勝利。エースで4番で主将の井上 龍聖投手(2年)が2安打5四死球7奪三振で完封した。
「朝から調子が良かったので、自信を持って投げました」と力強いストレートを披露。4回まで相手打線を無安打に抑えた。
一方の打撃は最初の3打席で無安打。「調子が悪かったので、途中でピッチングに専念しようと切り替えました」と自信を持てずにいたが、7回表に一死二、三塁と先制のチャンスで打席が回ると、きっちりセンターに犠飛を放ち、チームに先制点をもたらした。
堅田はその後も追加点を奪うと、井上は最後まで好投。「テンポ良く、ストライク先行でよく投げてくれたと思います」と西川 史哉監督も高く評価する内容だった。
堅田は今年の都市対抗野球で最優秀選手賞に値する橋戸賞を受賞した王子・九谷 瑠投手の母校。九谷が高校3年の夏には滋賀大会で8強進出を果たしている。
校内でも九谷の活躍が話題になっており、学校のホームページにも活躍の様子が掲載された。井上は九谷と面識はないそうだが、「堅田高校の先輩にはそういう人がいるんだなというのを実感できたんで、自分もそういう選手になれたらと思っています」と刺激を受けている。
今秋の目標は2018年春以来の8強入り。「完投して、ヒットを打って、チームの中心になれたらと思います」と井上は3回戦に向けて意気込んでいた。