◇国内女子メジャー◇ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会 3日目(13日)◇大洗GC(茨城)◇6840yd(パー72)◇…

タイの“大先輩”にそっくりなP.K.コンクラファン

◇国内女子メジャー◇ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会 3日目(13日)◇大洗GC(茨城)◇6840yd(パー72)◇曇り(観衆3347人)

大洗ゴルフ倶楽部の打撃レンジで、ある女子プロを思わず二度見してしまった。少しハンドアップ気味な構え、独特なスイングリズム。ゆったりとクラブを上げて体の右サイドでボールをとらえるフォーム…。国内男子ツアー6勝、同シニアツアーでは24勝、4度の賞金王に輝いたプラヤド・マークセン(タイ)そっくりではないか。その安定したスイングのリズム感、力感の無さに思わず引き込まれる。

いったいどんな選手なのかと調べてみたら、マークセンと同じタイ出身のP.K.コンクラファン。33歳の彼女のキャリアは長く、2014年から6年間は米女子ツアーで宮里藍らと同時期にプレー、今年5月に台湾女子ツアーとステップアップツアーの共催試合「CTBCレディスオープン」で優勝し、その権利で今大会に出場している。

スイングはまるでマークセン

目を引くのはその飛距離だ。身長160cmで250yd以上飛ばす。今大会スタッツを見ても、予選2日間は平均255.5yd(13番と16番の集計)で全体15位。話を聞くと、飛ばしの秘訣は「グッドテンポ」とひとこと。「いいリズムがスピードを生んで、最大の飛距離を生む。歳をとって飛距離は落ちているけど、リズムさえうまくとれていれば、まだまだ戦っていける」と誇らしげに教えてくれた。

「我々タイの選手は本当にみんな個性的で、それぞれスイングが違う。100人いたら100種類のスイングをしている。私は昔、韓国人のコーチをつけていたけど、(指導が)すごくメカニックだったから自分には合わなかったの。今はたまにスイングが崩れることもありますが、テンポを取り戻すことだけ考えています」

G400MAXと古いドライバーを使用

それにしても同郷で26歳年上のマークセンに似ているが…。「マークセンはいいお兄さん(笑)。今でもたまに会っていろいろ教えてもらっていますよ。(欧州ツアー8勝で55歳の)トンチャイ・ジャイディーとは同じコースで、一緒に練習しています」

コンクラファンは3日目を終えて19位。最終日に現地観戦する方は、彼女のスイングと飛距離に注目してほしい。(茨城県大洗町/服部謙二郎)