2年に一度の欧米対抗戦「ライダーカップ」(26日~/ニューヨーク州ベスページブラック)に向けて、秋季シリーズ(フェデッ…

ライダーカップに向けて新パターをテスト(Mike Mulholland/Getty Images)

2年に一度の欧米対抗戦「ライダーカップ」(26日~/ニューヨーク州ベスページブラック)に向けて、秋季シリーズ(フェデックスカップ・フォール)初戦の「プロコア選手権」には米国選抜チーム10人が調整を兼ねて出場している。キャプテン推薦で出場するコリン・モリカワもその一人で、開幕前に新しいパターをテストしていた。

ツアー6勝のモリカワは、プレーオフシリーズを終えるとすぐに秋季シリーズの初戦に向けて準備を開始。初日には、センターシャフトのテーラーメイド「スパイダーツアーVパター」を持っている姿が目撃された。

「(ツアー選手権)直後の月曜から、すぐに取り組み始めた。アイアンと、パッティングも改善しようと模索しているんだ。今週は新しいパターをバッグに入れているが、これはツアー選手権後の月曜に、じっくりテストした」とモリカワは開幕前日に話した。

モリカワはこれまで、パッティングの改善方法として新しいパターに助けを借りことをためらわなかった。2025年シーズンに入ってからは、エースパターのテーラーメイド「TPソト」に加え、もう一本のブレード型オプションである「ローガンオルソン 1.0ラウンド」と、マレット型のスパイダーツアーV、さらにはマレット型オプションとして、テーラーメイドパター研究所で特注したプロトタイプを使用してきた。

シーズン途中からグリーン上で模索していたモリカワは、「ロケットクラシック」の第1ラウンドで、自らを「視覚障害者のようにパットしている」と語っていた。

今回は再びツアーVパターのヘッドを実戦投入しているが、そこには新たな工夫が施されている。パターの模索に新たなコンセプトを持ち込むことにしたモリカワは、センターシャフトを使用していた。

今季のPGAツアーではセンターシャフトが再び流行しており、「ザ・セントリー」では、松山英樹がカスタムでセンターシャフトのスコッティキャメロン「009 Mツアー」プロトタイプを使用。記録的な勝利を挙げて一年をスタートさせた。ガリック・ヒーゴ(南アフリカ)とブライアン・ハーマンも松山に続く形で、センターシャフトのパターを使ってそれぞれ優勝を果たすと、「全米オープン」では、JJ.スポーンがセンターシャフトの“ゼロトルク”L.A.B.ゴルフパターを使用した初めてのメジャー覇者となった。

モリカワのパターはゼロトルクに分類はされないが、シャフトを中心に接続することで、フェース全体の重量の均衡が取れ、アライメントしやすく、ストローク中のアークとパターのローテーションが軽減されるという利点が生まれる。また、狙いをつけやすくするため、ドット1個のサイトラインが搭載されている。

今季のツアーにおける「ストローク・ゲインド・パッティング」(パッティングのスコア貢献度)は141位と低迷中。今月末にライダーカップで母国を代表してプレーするにあたり、今週は新しいパターがパッティング改善につながると期待している。

「もちろん、パットは決めなければならないけれど、ここ数年苦労してきたのは、左へ20フィート外すのと右へ20フィート外すのには、大きな違いがあるということだった。どんなスタッツであれ、自分のミス(したパット)がどこへ行くのかが知りたいんだ」とモリカワは語った。

「それについて、かなり懸命に取り組んできた。最近は成果が出ているし、これからの2週間で自分の目指すところに向かうだけ。少なくとも今週に向けては、今のところ万事順調だね」

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)