東京・日本武道館で今月あった全国警察柔道選手権大会の男子66キロ級で、徳島県警機動隊の横田将也巡査長(25)が3位に入…

 東京・日本武道館で今月あった全国警察柔道選手権大会の男子66キロ級で、徳島県警機動隊の横田将也巡査長(25)が3位に入った。この大会で県警の警察官が3位以内に入るのは男子では18年ぶりだという。

 横田巡査長は鳴門市出身。両親も柔道経験者で、幼稚園の頃から柔道を始めた。県立阿波高校から天理大に進み、大学3年のときに関西学生柔道体重別選手権大会の男子60キロ級で優勝。22年度に県警に採用された。

 冷静な試合運びが持ち味だが、一昨年と昨年の全国警察柔道選手権大会はいずれも初戦で敗れた。「試合中に考えすぎて、技出しが遅くなっていた」と分析し、その後の公式戦や練習試合を通じて早い攻めを心掛けていた。得意の背負い投げに加え、体落としなど技の種類も増やし、今大会でそうした努力が実った。

 横田巡査長は、全日本の強化選手や国際大会の代表選手を選考する11月の講道館杯全日本柔道体重別選手権大会への出場資格も獲得し「全国の実力者と戦えるのが楽しみ」と意気込む。警察官としても「柔道で培った体力、精神力を生かし、災害現場などで困っている人たちを助けたい」と話す。(吉田博行)