陸上の世界選手権（世界陸上）東京大会は13日、東京・国立競技場で開幕した。男子35キロ競歩で、東京オリンピック（五輪）…

　陸上の世界選手権（世界陸上）東京大会は13日、東京・国立競技場で開幕した。男子35キロ競歩で、東京オリンピック（五輪）50キロ競歩代表の勝木隼人（自衛隊）が2時間29分16秒で日本勢メダル第1号となる銅メダルを獲得した。

　金メダルは2時間28分22秒でエバン・ダンフィー（カナダ）が手にした。

　日本勢は、川野将虎（旭化成）が2時間37分15秒で18位、丸野知司（愛知製鋼）が2時間40分29秒で26位だった。

　福岡県出身の勝木は武蔵台高、東海大学と歩んだ。21年の東京五輪は30位。24年3月の全日本競歩能美大会20キロ競歩では、自己新の1時間18分43秒で優勝した。25年3月の日本選手権の35キロ競歩を、日本歴代4位の2時間24分38秒で制して世界選手権代表に内定していた。