NPBのペナントレース同様佳境を迎えた日本独立リーグの雄、四国アイランドリーグplus。2025レギュラーシーズンにおい…
NPBのペナントレース同様佳境を迎えた日本独立リーグの雄、四国アイランドリーグplus。2025レギュラーシーズンにおいて12日、愛媛マンダリンパイレーツが2019年以来6年ぶり7度目となる後期シーズンを制した。
前夜に敵地で行われた徳島インディゴソックスとの首位攻防戦に6対5と競り勝ち、後期優勝マジック「2」を点灯させていた愛媛。この日は香川オリーブガイナーズとのデイゲームに12対4で快勝し栄冠に王手をかけていた。その後のナイターゲームで、マジック対象チームの徳島インディゴソックスが高知ファイティングドッグスに3対6に敗戦。その瞬間に愛媛県松山市の球団事務所で高知vs徳島の中継生配信を見守っていた選手・コーチ陣・スタッフからは大きな歓声と拍手が沸き上がった。
球団事務所前で選手たちにより5度夜空に舞った弓岡 敬二郎監督(元阪急ブレーブス)は「いいスタートが切れたので後期はいけると思った。酒井 光次郎コーチ(元日本ハムなど)、田上 健一コーチ(元阪神)の2人がよく頑張ってくれて全員野球ができた」とスタッフ、選手たちを労った上で「チャンピオンシップを勝ち、日本独立リーググランドチャンピオンシップに行って、(準決勝敗退に終わった)昨年の借りを返したい」と新たな闘志を燃やした。
後期終盤戦では「1番・二塁手」として貴重な一打を連発したキャプテンの塚本 浩平内野手(島田商―名古屋商科大=2年目)は「誰1人欠けることなく勝つ気持ちをもって闘ったことが結果につながった」と後期Ⅴの要因を分析。さらには「総合優勝して独立リーグ日本一になるために一年間やってきたので、チャンピオンシップでも今まで通り1試合1試合闘っていきたい」と意気込みを述べた。
なお、この後期制覇により愛媛は2022年後期より前後期シーズンⅤを続けてきた徳島の7連覇を阻止すると同時に、3年連続10度目となるトリドール杯チャンピオンシップ進出も決定した。
昨年のトリドール杯では、リーグ前後期通算成績29勝33敗6分、徳島とのゲーム差19.5ゲーム差で1勝のビハインドから大下克上を果たした。今年は最速151キロ右腕・山田 空暉(愛工大名電=3年目)、三上 愛介(済美=3年目)、髙橋 駿介外野手(小倉工―西日本工業大=2年目)などのドラフト候補などが揃う。さらには松山商出身のルーキーで最速149キロ右腕に成長、後期終盤にはクローザーの大役も果たした林 颯太投手などいっそう充実した戦力で臨む。2年連続リーグ総合優勝へ向け、後期残り2試合を貴重なブラッシュアップの機会にしていく。