◇米国女子◇クローガー・クイーンシティ選手権 presented by P&G 2日目(12日)◇TPCリバーズ・ベン…

岩井千怜が通算8アンダーにスコアを伸ばした

◇米国女子◇クローガー・クイーンシティ選手権 presented by P&G 2日目(12日)◇TPCリバーズ・ベンド(オハイオ州)◇6876yd(パー72)

初日9アンダーのロケットスタートを決めたシャネッティ・ワナセンが「68」で回り通算13アンダーにスコアを伸ばした。後続の11アンダー2位には世界ランクトップを走り、この日「64」をマークしたジーノ・ティティクル(ともにタイ)とオリビア・コワン(ドイツ)、チャーリー・ハル(イングランド)がつけた。

8バーディ、2ボギーの「66」でプレーした岩井千怜と、6バーディ、1ボギー「67」の山下美夢有が8アンダーの14位で決勝ラウンドに進む。初日45位で滑り出した岩井千は前半から「ティショットも芯でとらえることがあまりなくて、アイアンのコンタクトもそんなに…。池が絡むパー3はヒヤヒヤしながら打っていたくらい、ショットの感覚はあんまり良くなかった」という状態。だからこそ、ホールアウト後に気づいた上位に迫るスコアに「こんなに伸ばしてたんだ」と自らも驚いた。

後半3番からは一気に4連続バーディ。5番(パー3)では10m近いパットがカップに消えるなどグリーン上での感触は良い。「あしたも伸ばし合いになると思いますけど、自分のペースで楽しんでやりたい」と自然体で意気込んだ。

最終18番(パー5)でバーディを奪い「70」で午後のラウンドをまとめた竹田麗央が5アンダー31位。今季メジャー1勝の西郷真央は「72」、秋のアジアシリーズ全試合の出場を確実にしたい吉田優利は「70」と耐え、4アンダーの42位で決勝ラウンドに進んだ。

13人のツアーメンバー全員が出場した日本勢は通算2アンダー63位の古江彩佳までの8人が予選を通過した。渋野日向子は序盤5ホールを1イーグル1バーディとしながら、その後4ボギー1ダブルボギーで「75」、1オーバー104位で3試合連続の予選落ちとなった。渋野のほか、西村優菜笹生優花もアジアシリーズ進出が遠のいた。

<日本勢の成績>
14T/-8/岩井千怜山下美夢有
31T/-5/竹田麗央
42T/-4/吉田優利西郷真央
51T/-3/勝みなみ畑岡奈紗
63T/-2/古江彩佳
―――以上、予選通過―――
87T/E/岩井明愛
104T/+1/渋野日向子
117T/+2/馬場咲希西村優菜
142/+12/笹生優花