世界2位の王曼昱に惜敗した早田ひな(C)Getty Images 卓球の国際大会「WTTチャンピオンズマカオ」は現地時間…

世界2位の王曼昱に惜敗した早田ひな(C)Getty Images
卓球の国際大会「WTTチャンピオンズマカオ」は現地時間9月12日に女子シングルス2回戦が行われ、早田ひな(世界ランク13位)は、日本勢に対して6年間無敗の王曼昱(同2位・中国)にフルセットの末、惜敗した。
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早田は過去3戦全敗の難敵相手に、第1ゲームを5-7の2点ビハインドから怒涛の6連続ポイントで奪取。第2ゲームは取り返されたが、第3ゲームは中盤の4連続ポイントで逆転し、11-9。初勝利まで、あと1ゲームとした。
しかし、第4ゲームを6-11で落とすと、最終第5ゲームは5-5の競り合いから突き放され、最後はバックハンドを、際どいコースに決められて力尽きた。ベスト16敗退。不安を抱える左手はテーピングが巻かれていたが、その中でも手応えは深めたようだ。
試合後に自身のインスタグラムを更新。ストーリーズに「応援ありがとうございました 少しずつ道が見えてきてる気もするので 毎日ちょっとずつですが頑張ります」と書き込んだ。
WTTの公式インスタグラムでは、早田の試合前練習の様子を動画で紹介。真剣な表情の中にも、時折笑みを浮かべている姿をとらえている。文面では「努力を惜しまない」と切り出し、「早田ひなは、王曼昱との対戦に向け、トレーニングホールで刻々と時間を刻んでいる」と記した。
激闘に心を打たれたファンからは、「とても素晴らしかった」「勇気と感動をありがとうございました」「手に汗握るNICEGAMEでした」「怪我や痺れ乗り越えて力強いひなちゃんがみれました」などと、ねぎらいのコメントが寄せられた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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