9月13日(土)は中山・阪神の2場開催。12日正午の馬場状態は中山が芝稍重・ダート重、阪神が芝良・ダート稍重となって…

 9月13日(土)は中山・阪神の2場開催。12日正午の馬場状態は中山が芝稍重・ダート重、阪神が芝良・ダート稍重となっている。

■チャレンジCで超良血馬グランヴィノスが重賞初制覇を狙う
 阪神11Rは芝2000mのチャレンジC(GIII)。グランヴィノスはヴィルシーナ、シュヴァルグラン、ヴィブロスと兄姉にGI馬が3頭いる超良血馬。1年4カ月の休養があり出世は遅れたが、前走の関ケ原Sを快勝しOP入りを果たした。重賞は青葉賞以来となるが、力をつけてきた今なら通用してもおかしくない。待望の重賞タイトル獲得なるか。対するは前走の新潟大賞典で2着と好走したサブマリーナ、前走で小倉記念を制したイングランドアイズなど。

■鳥取特別でジョータルマエが惜敗に終止符を打つか
 阪神10Rはダート1800mの鳥取特別(2勝)。ジョータルマエは前走の大府特別で6カ月半の休養明けなら2着に好走。叩かれた上積みも見込め、ここは勝ち切れても良いだろう。対するは自己条件で巻き返しを狙うタガノマカシヤ、昇級初戦の前走で3着のショーダンサーなど。

■汐留特別でスターウェーブが連勝を狙う
 中山10Rは芝1200mの汐留特別(2勝)。スターウェーブは新馬勝ちの後、期待されるほど振るわなかったが、休養で立て直された前走は一変。待望の2勝目を挙げた。素質は高く、連勝も十分。対するは同じく前走で勝ち上がってきたコウセキ、芝に戻った前走で1勝クラスを勝ったキープサインオンなど。

■松戸特別でトゥーザムーンが3連勝を狙う
 中山9Rはダート2400mの松戸特別(2勝)。トゥーザムーンは2走前に初勝利を挙げると、続く前走の1勝クラスも快勝し連勝。長めの距離に適性を見せており、昇級戦のここでも中心視される。3連勝なるか。対するは同コースで好走実績のあるロードブレイズ、コース替わりで巻き返しを狙うラファールドールなど。

■清秋ジャンプSでフェーレンベルクが実績示すか
 中山4Rは障害芝3210mの清秋ジャンプS(OP)。フェーレンベルクは3走前の中山新春ジャンプSを勝利し、続くペガサスジャンプSでも2着と障害レースで高い能力を示している。前走の新潟ジャンプSは7着に敗れたが、中山コースは得意。実績上位のここで改めて期待したい。対するは前走でOP勝ちを収めたケンアンビシャス、昇級初戦の前走で2着したフリーダムレインなど。

■阪神3RでGI馬の全妹ギャラボーグが初勝利を目指す
 阪神3Rは芝1800mの2歳未勝利。ギャラボーグは全兄にGI馬ダノンスコーピオンを持つ良血馬。前走の新馬戦では惜しくも2着に敗れたが、非凡な素質を見せた。一度使われた上積みは大きく、今回は順当に勝ち上がりを決めたいところ。対するは同じく新馬戦2着のマテンロウゲイル、上積みが大きそうなブラックコーラルなど。

■中山5Rの新馬戦でカテドラルの半妹モルニケなどがデビュー
 中山5Rは芝1600mの新馬戦。半兄に21年京成杯AHを勝ったカテドラル(父ハーツクライ)、半兄に15年エルムSを勝ったジェベルムーサ(父アグネスタキオン)がいる、インディチャンプ産駒のモルニケが三浦皇成騎手でデビューする。

■阪神5Rの新馬戦でアルフレードの半妹タワワ、ナムラリコリスの仔ナムラコスモスなどがデビュー
 阪神5Rは芝1200mの新馬戦。半兄に11年朝日杯FSを勝ったアルフレード(父シンボリクリスエス)、半姉に19年フェアリーSを勝ったフィリアプーラ(父ハービンジャー)がいる、タワーオブロンドン産駒のタワワが小崎綾也騎手でデビューする。また、21年函館2歳S(GIII)を勝ったナムラリコリスの仔でダノンプレミアム産駒のナムラコスモスが田口貫太騎手でデビューする。

■阪神6Rの新馬戦でアナザーリリックの全妹アンガーザガールなどがデビュー
 阪神6Rはダ1400mの新馬戦。全姉に22年福島牝馬Sを勝ったアナザーリリック(父リオンディーズ)がいる、リオンディーズ産駒のアンガーザガールがJ.モレイラ騎手でデビューする。

■節目の勝利までわずか
・藤岡佑介騎手はJRA通算1100勝まであと1勝、阪神で3鞍に騎乗。
・今村聖奈騎手はJRA通算100勝まであと2勝、中山で3鞍に騎乗。
・高杉吏麒騎手はJRA通算100勝まであと3勝、阪神で8鞍に騎乗。

■愛チャンピオンSにシンエンペラーが出走
 アイルランドのレパーズタウン競馬場で愛チャンピオンS(G1)が行われ、日本からは昨年のジャパンCで2着のシンエンペラーが出走する。このレースは日本でも馬券発売が行われる。発走は日本時間25時30分の予定。