今回のtotoはJ1第29節の6試合と、J2第29節の7試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析…
今回のtotoはJ1第29節の6試合と、J2第29節の7試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
■気になる「複数失点」の増加
今回は来週からAFCチャンピオンズリーグを戦うJ1クラブが金曜日に試合を行うため、そうした試合はtotoの対象にはならず、代わってJ2の試合が多く含まれている。J2では、J1の上位争いに負けないほど熱い昇格争いが繰り広げられており、今節は2つの上位対決が予想対象試合となっている。
まずはベガルタ仙台と水戸ホーリーホックの対戦に目を向けよう。首位に立つ水戸を、6位の仙台が迎え撃つ。
一時は第9節から12勝3分と無敗ロードを走ってきた水戸だが、ここ3試合は勝利がない。2位のジェフユナイテッド千葉と3位のV・ファーレン長崎に、勝点2差に詰め寄られている。
気になるのは、複数失点が増えていることだ。無敗を続けていた時期にはなかった複数失点が、ここ3試合続いている。しかも、ここ2試合は、2度リードしては追いつかれて引き分けるという展開を続けているのだ。
一方の仙台は、今季3得点以上した試合が2つだけ。快勝する試合は少なく、引き分け数はJ2で2位タイの11試合を数える。
上位対決という緊張感もあるだろう。この対戦は、ドロー決着が妥当とみる。
■新監督の下「上位」相手に善戦
首位の水戸を勝点2差で追うのが千葉だ。開幕から首位を快走していたが、第16節から7試合未勝利など苦しい時期も経験していた。
それでもRB大宮アルディージャ、徳島ヴォルティスとの上位対決を制するなどして、現在も自動昇格圏内につけている。だが、今節は厄介な相手との対戦となる。
千葉は今節、レノファ山口FCのホームに乗り込む。現在19位と、J3降格圏に沈んでいるチームだ。
2位とブービーの対決。勝点差が大きく離れている同士の対戦だが、一筋縄ではいきそうもない。
山口はシーズン途中に監督交代に踏み切っている。だが、新監督の下でまだ勝利を挙げておらず、状況が好転したとは言えない状況だ。
それでも、しぶとい戦いを続けている。中山元気監督の下、5分3敗。少しずつだが、勝点を積み重ねているのだ。
そうした勝点1には、上位から挙げたものも多い。徳島ヴォルティス、ベガルタ仙台、さらに首位の水戸と、むしろ上位を相手に善戦していると言ったほうがいいかもしれない。
そうして迎えるのが、2位の千葉である。指揮官は違うものの、今季前半戦での対戦は0-0の引き分けだった。山口の上位相手のドローを予想する理由は、十分だと思われる。
今回のtotoの購入締切は9月13日で、ネット決済による公式サイトでの販売は17時50分(コンビニ決済は16時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。