今週の土曜日は、阪神競馬場でチャレンジカップ(GIII・芝2000m)が行われます。 ここでは09年以降に阪神芝20…

 今週の土曜日は、阪神競馬場でチャレンジカップ(GIII・芝2000m)が行われます。

 ここでは09年以降に阪神芝2000mで開催されたチャレンジC(計10レース、前名称の朝日チャレンジCも含む)を対象にレースを紐解いていきたいと思います。

 データ対象の10レースを見ると、前走の初角を10番手以内で通過していた馬が10勝2着7回3着6回と良績を残しています。データ対象の10レースでの実際の初角位置を見ても10番手以内の馬が10勝2着9回3着10回となっています。

 データ対象の10レースが開催されているのは阪神内回りの芝2000m。しかも、データ対象の10レースの内、20年から22年を除く7レースが秋または冬の阪神開幕週に行われています。阪神内回りの直線は約350mとそれほど長くないことに加え、開幕週で馬場コンディションの良い状況で開催されることが多いため、スタート直後から後方に構える馬よりもある程度の位置からレースを進められる馬に良績が集まっているのでしょう。

 今年のチャレンジCは開幕2週目に開催されますが、まだまだ馬場コンディションは良好なはずです。馬場コンディションや阪神内回りで開催されることを考えると、今年もスタートからある程度の位置から運べる馬が結果を残すかもしれません。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走初角12番手以下(ただし、前走GII以上の馬は除く)
[0-0-0-16]複勝率0%
該当馬:カネフラ、サブマリーナ
(過去の該当馬:21年ジェラルディーナ2番人気4着、11年アドマイヤメジャー3番人気6着)
※特に言及のない限り、データは09年以降に阪神芝2000mで開催されたチャレンジC(計10レース、前名称の朝日チャレンジCも含む)を対象にしています。

 上位人気が予想されるサブマリーナが該当しました。

 データ対象の10レースでは前走初角12番手以下の馬は苦戦しており、馬券に絡んだのは前走でGII以上に出走していた馬のみとなっています。GII以上のクラスではメンバーレベルが高くスタートから速いペースになることがあります。ただ、データ対象のチャレンジCはすべてGIII。前走でGII以上に出走していた馬はメンバーレベルが下がることにより、自然といいポジションを取れることから結果を残していると考えられます。

 しかし、前走がGIII以下でその時の初角位置が12番手以下の馬は、同レベルの馬が相手になりますので同じような位置取りの競馬となり結果的に苦戦しているのではないでしょうか。

 該当馬に挙げたサブマリーナの前走はGIIIの新潟大賞典で初角は12番手となっています。また、2走前の難波Sも初角12番手と後方からの競馬。近2走ともに後方から脚を使って連対していることを考えると、今回も同じような競馬になることが予想されます。

 ただ、ここ2走は新潟や阪神の外回りで直線の長いコースが舞台。今回は近2走よりも直線距離が短い阪神内回りでしかも開幕2週目の馬場でもありますので、直線で脚を使っても届かないケースは十分に考えられます。加えて、今回は先行争いの激化に期待しにくいメンバー構成のように思えますので、ハイペースで前が潰れるような展開にも期待はできそうにありません。

 前走の新潟大賞典で2着と実力のあるところは示していますが、今回は不安に感じる材料が多いですし差し届かないことも想定して馬券は組み立てたいところです。

 重賞レースの参考に、是非お役立てください。