13日に開幕する陸上の世界選手権東京大会(世界陸上)の男女35キロ競歩と、男女マラソンのスタート時間が、当初予定してい…

 13日に開幕する陸上の世界選手権東京大会(世界陸上)の男女35キロ競歩と、男女マラソンのスタート時間が、当初予定していた午前8時から午前7時半に変更されることになった。

 世界陸連(WA)と東京2025世界陸上財団が11日、発表した。猛暑による選手の健康と安全への影響を考慮し、30分繰り上げるという。

 男女35キロ競歩は13日、女子マラソンは14日、男子マラソンは15日に実施される。

 同期間に国立競技場内で行われるトラック、フィールド種目の開始時刻には変更はない。

 WA医科学部門と協議した上での決定で、発表文によると、「選手の準備やコンディションを考慮し、できる限り早い時期に選手に伝えるため、このタイミングでの決定に至りました」としている。

 競歩とマラソンのスタート時刻については、WAのセバスチャン・コー会長が8月末に、医療チームが判断した場合に開始時間を早める可能性があることを示唆していた。