【川崎フロンターレvs浦和レッズ 9月7日】■丸い月は「どこへ行ったのか」 長い夜だった。19時3分に始まった試合が終わ…
■丸い月は「どこへ行ったのか」
長い夜だった。19時3分に始まった試合が終わったのは21時52分だった。
表示されただけで、前半のアディショナルタイムが7分、後半が9分もあった。
キックオフ前にバックスタンドの右に見えていた丸い月は、どこへ行っただろう。
川崎のエリソンのペナルティで始まった試合は、1-1、2-1、2-2から延長戦となり、最後は、頭にバンデージを巻いた宮城天のペナルティで3-2。
川崎が準決勝にコマを進めた。
■「点数は取るけれど失点する」
長谷部茂利監督は「点数は取るけれど失点する。取って追いつかれる」ということが「頻繁」に起きている状況を語った。
「今日も攻撃力は出せた。ただ、失点のところは安い。引き分けた後のホームの2戦目というのは有利だと思います。それで少し得をしたのかな」と振り返った。
そして「1か月先、今より少しでも良くなって準決勝を戦いたい」と言った。
長谷部茂利監督がタッチライン際に思案深げに座っていると、なぜかイタリアのジョバンニ・トラパットーニを思いだしてしまう。