武豊騎手がサブマリーナ(牡4、栗東・庄野靖志厩舎)で、チャレンジカップ(3歳上・GIII・芝2000m)の11年ぶり…
武豊騎手がサブマリーナ(牡4、栗東・庄野靖志厩舎)で、チャレンジカップ(3歳上・GIII・芝2000m)の11年ぶり7勝目を狙う。
武豊騎手はこれまでチャレンジCに27回参戦している。初騎乗の88年にタニノスイセイで初制覇。93年のウィッシュドリーム、94年のツルマルガール、96年のマーベラスサンデーでは騎乗機会3連勝を達成。さらに04年にスズカマンボ、14年にトーセンスターダムでも制し、史上最多の6勝を挙げている。
今年のパートナーはサブマリーナだ。ここまで7戦4勝。昨春のあずさ賞から武豊騎手とコンビを組み、順調にステップアップしてきた。前々走の難波Sを制してオープン入り。重賞初挑戦となった前走の新潟大賞典でも、後方から大外を伸びて0秒3差の2着に健闘した。逃げ切ったシリウスコルトとは位置取りの差が出ただけで、重賞を勝てる力を秘めていることは間違いない。今回は直線の短い内回りとなる点がカギだが、そこは鞍上の腕の見せどころだろう。
武豊騎手にとっては菊花賞、大阪杯に続いて3レース目となる、昭和、平成、令和での3元号制覇がかかる一戦。将来性溢れるスワーヴリチャード産駒を重賞初制覇に導くとともに、レジェンドらしい偉業達成となることを期待したい。