陸上の世界選手権東京大会(13日開幕)のリレーメンバー候補として選出された金沢市出身で星稜高校2年の清水空跳(そらと)…

 陸上の世界選手権東京大会(13日開幕)のリレーメンバー候補として選出された金沢市出身で星稜高校2年の清水空跳(そらと)選手(16)が9日、東京へ出発した。8日、同校で記者会見し「リレーの予選から走ってメダルに貢献したい」と意気込んだ。

 清水選手は、今年7月の全国高校総体の陸上男子100メートル決勝で、高校新記録となる10秒00で優勝。世界選手権の日本選手団に入った。今月20、21日の男子400メートルリレーの出場者は全登録選手から選ばれるため「全力で走ってアピールしなければという熱い気持ちになってきた」と語った。

 10日からリレーの練習に臨むという。「桐生祥秀選手をはじめ、世界大会を何度も経験してきている選手がたくさんいる。世界での戦い方や色んなことを教わりたい」と話した。(砂山風磨)