9月7日に行われたルヴァンカップ準々決勝・第2戦で、湘南ベルマーレは激闘の末にサンフレッチェ広島に2戦合計4−6で敗れ…

 9月7日に行われたルヴァンカップ準々決勝・第2戦で、湘南ベルマーレは激闘の末にサンフレッチェ広島に2戦合計4−6で敗れた。だが、湘南のエースFW鈴木章斗の技ありゴールは多くのファンに驚きを与えた。

 ホームでの第1戦を3−2で勝利した湘南だったが、前半23分に加藤陸次樹に先制点を奪われ、2戦合計3−3とされた。その後も試合の主導権を握られる苦しい展開が続いた中で迎えた前半37分だった。

 湘南のGKのロングキックを鈴木が競る。そのこぼれ球を拾ったMF藤井智也が右サイドをドリブルで突破して、中央へグラウンダーのクロスを入れると、ボックス内でルイス・フェリッピがワンタッチパス。ここに鈴木が入り込み、力強く前のスペースに持ち出すと、飛び出してきたGKチョン・ミンギの頭上を越す右足シュートで逆サイドネットを揺らした。

 喜んだ湘南サポーターも、スタジアムにいた多くの広島サポーターも一瞬、頭の中に「?」マークが浮かんだシュート。スロー映像で振り返ると、わざとボールを地面に叩きつけてバウンドさせる“エジルキック”を繰り出してのゴールだと判明し、人々を驚かすこととなった。

■「章斗のエジルキック惚れるで~」

 元ドイツ代表の天才MFメスト・エジルが現役時代に披露し、自ら解説した動画などが話題となった高難易度の“エジルキック”。今年3月の日本代表戦で鎌田大地が披露してゴールを決めたことで日本でも話題と称賛を集めたが、今回の鈴木も狭いスペースの中で瞬時に繰り出した“優れもの”。SNS上には「1回のチャンスを決めきるエース章斗キャプテン」に続いて「完全にエジルだった」「絶対にエジルキック狙ってやってる」「あそこでエジルキックできんのか、、、」「章斗のエジルキック惚れるで~」と脱帽のコメントが寄せられた。

 鈴木は現在22歳。力強いドリブルとシュートに激しいプレッシングと、どちらかと言うと「パワー」のイメージが強かったが、この日は「技」を見せてのゴール。試合は敗れてルヴァンカップ敗退となった湘南だったが、鈴木個人への評価は高まる試合となった。

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