「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ」 侍ジャパンU-18日本代表は9日、沖縄…

「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ」

 侍ジャパンU-18日本代表は9日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われた「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ」でプエルトリコと対戦した。最終7回は2死を奪い試合終了かと思われたが、相手のリクエストが成功。その後、三振を奪って勝利した。

 まさかの展開だった。6回から登板した西村一毅投手(京都国際)は7回も続投。簡単に2アウトを奪い、あと1人としたが、相手7番の遊撃へ飛んだ打球は一塁への送球とほぼ同着。一塁審判はアウトと判定し、ナインは笑顔を見せたものの、プエルトリコはチャレンジを要求した。

 判定の結果、内野安打となり試合が再開。気持ちを整理するのは少し難しい展開だったものの、西村は後続の打者を3球三振に斬って取り、正真正銘の最後のアウトを奪った。

 天候不良で試合時間が20分遅れ、試合中は雷が鳴り響く難しい一戦となったが、ナインは集中力を切らさず戦い抜いた。これで侍U-18代表はオープニングラウンドのグループAを5連勝で終えた。悲願の世界一へ、11日から始まるスーパーラウンドでは、同じく全勝で通過したアメリカ代表と激突する。(Full-Count編集部)