三笘をはじめとする日本代表の中盤は高い評価を得ている(C)Getty Images サッカー日本代表は現地時間9月9日、…

三笘をはじめとする日本代表の中盤は高い評価を得ている(C)Getty Images
サッカー日本代表は現地時間9月9日、米国遠征2試合目として、オハイオ州ロウアードットコム・フィールドでの米国代表戦に臨む。7日に行われたメキシコ代表戦では押し込む場面もあったものの、0-0という結果に終わっているだけに、次戦に向け白星への期待が高まり続けている。
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強豪メキシコとの試合を終えた直後では、森保一監督、そして出場した選手たちもスコアレスドローの幕切れに表情を曇らせていた。当然、強化試合の側面もあり結果ばかりが求められる訳ではなく、米国戦でも多くの選手にとってテストの機会となるはずだ。だが、ワールドカップ(W杯)本大会まで1年を切り行われる貴重な敵地での代表戦は、森保ジャパンの誰もが勝利を目指して挑む一戦であることも間違いない。
また、日本対米国戦を前にして、海外メディアでも日本の勝利を有力視する声も聞こえてきている。カナダのベットメディア『COVERS』がこの試合での両国の戦力を比較し、試合結内容を占っている。
同メディアは、W杯開催国である米国には悲観的な意見を並べており、「来夏の大会に向けて中盤を中心に準備不足の印象をさらに強めている」などと指摘。前回、0-2で韓国代表に敗れた試合のパフォーマンスを受け、日本相手にも苦戦するものと論じている。
一方で日本については、主力プレーヤーのスキルを高く評価。久保建英と南野拓実を「危険なアタッカー」と称しており、「いずれもスピードと技術を兼ね備え、カウンターで脅威となる」と見込んでいる。さらに、左サイドに位置する三笘薫の存在にも触れ、「アメリカの脆弱な右サイドを突くことになるだろう」などと主張。
他にも、遠藤航、鎌田大地の名前も挙げ、「プレミアリーグで戦うMFコンビは、米国のアンバランスな中盤にとって手強い存在だ」として、警戒心を強めている。
同メディアは、「メキシコは日本と引き分けたが、内容的には日本の方がチャンスを多く作り、勝っていてもおかしくなかった」と振り返っており、「日本はコンパクトな守備ブロックで米国を苦しめ、韓国と同じようにカウンターで仕留めるだろう」などと試合展開の予想を綴っている。
W杯本大会での「優勝」を目標として掲げる森保ジャパンは、下馬評通り白星を掴むことが出来るか。完全アウェーでの戦いは、勝利への重圧も背負いながらのゲームとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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